続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『飯島晴子』(私的解釈)吊柿。

2020-10-24 06:05:20 | 飯島晴子

   吊柿鳥に顎なき夕べかな

 吊柿が干してある夕べ…吊柿の朱、夕べの夕焼け(朱)全体空気(景色)は茜色に染まっている。そこに顎なき鳥の鋭角の影が滑っていった・・・。
 吊柿を啄む顎なき鳥のホバリング。
 アップ(近景)と引き(遠景)が重なり増幅するショットである。

 吊柿はチョウ・シと読んで、調、詞。
 鳥に顎なき(鳥顎無)はチョウ・ガク・ムと読んで、重、学・務。
 夕べはユウと読んで、友。
☆調べる詞(言葉)を重ね、学び、務める、友がいる。

 吊柿はチョウ・シと読んで、凋、師。
 鳥に顎なき(鳥顎無)はチョウ・ガク・ムと読んで、嘲、愕、無。
 夕べはユウと読んで、憂。
☆凋(活気を失い衰えた)師を、嘲(馬鹿にする)のに愕(驚く)。
 無(ないがしろにすること)を憂(心配している)。


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