続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『城』370。

2011-01-31 06:49:16 | カフカ覚書
 宿屋までの道のりは近かったが、Kは、オルガの腕にぶら下がり、ほかにどうしようもなかったので、先刻バルナバスにそうしたように、ほとんど引っぱられるような格好でついていった。

 宿屋/wirtshaus→wort hause/言葉の宮(架空の世界)
 近い/kurzen・・・略語。
 オルガ/Olga→Organ/機関。
 腕にぶら下がり/eingehangt・・・Ahn hangen/先祖、吊るす(絞首刑にする)
 wurde・・・wurden/尊厳。
 バルナバス(兄弟)/Bruder・・・・仲間、同志。
 ほとんど/fast→Feste/要塞。
 引っぱる/gezogen→zogern/躊躇う。

☆言葉の宮(架空の世界)は略語(記号)だったが、Kは、先祖の(罪人を)絞首刑に処したことと、その尊厳をほかに手助けする方法がなかったのでかって同志がそうであったように、要塞にいることに躊躇うだけだった。、

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