続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『飯島晴子』(私的解釈)とつぜんの。

2021-06-14 07:33:56 | 飯島晴子

   とつぜんのくろもじの木や秋の琵琶鳴

 とつぜん(突然)はトツ・ゼンと読んで、訥、漸。
 くろもじ(黒文字)はコク・モン・ジと読んで、克、悶、治。
 木や秋のはボク・シュウと読んで、僕、衆。
 琵琶鳴はヒ・ハ・メイと読んで、秘、破、明。
☆訥(口下手)を漸(ようやく)克(力を尽くしてかち)悶(思い悩んで)治した僕(わたくし)、衆(みんな)に秘(人に見せないように隠すこと)を破り、明るくなった。

 とつぜん(突然)はトツ・ゼンと読んで、咄、全。
 くろもじ(黒文字)はコク・ブン・ジと読んで、酷、紊、事。
 木や秋のはボク・シュウと読んで、目、衆。
 琵琶鳴はヒ・ハ・メイと読んで、卑、波、冥。
☆咄(舌打ち)全(すべて)は酷(むごく)紊(乱れた)事である。
 目(目配せする)衆(人たち)を卑(軽蔑する)。
 波(一団)は冥(愚か)である。

 とつぜん(突然)はトツ・ゼンと読んで、訥、繕。
 くろもじ(黒文字)はコク・モン・ジと読んで、告、悶、自。
 木や秋のはモク・シュウと読んで、黙、愁。
 琵琶鳴はヒ・ハ・メイと読んで、悲、端、瞑。
☆訥(口下手/どもり)を繕(治す)と、告げる。
 悶(身もだえし苦しむ)自(わたくし)は黙って愁い悲しみ、端(はし)で瞑(目を閉じている)。


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