続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『飯島晴子』(私的解釈)夏帯を。

2022-01-12 07:29:45 | 飯島晴子

   夏帯をしめ濁流をおもいをり

 夏帯をしめ(夏帯締)はカ・タイ・テイと読んで、花、袋、体。
 濁流をおもいをり(濁流思居)はダク・リュウ・シ・キョと読んで、諾、流、詞、挙。
☆(田山)花袋の体(本質)を諾(承知している)。
 流(よどみなくすらすらといく)詞(言葉)が挙(すべて)である。
※(花袋は書き言葉と話し言葉の境界を失くした)

 夏帯をしめ(夏帯締)はカ・タイ・テイと読んで、貨、滞、底。
 濁流をおもいをり(濁流思居)はダク・リュウ・シ・キョと読んで、諾、流、使、拠。
☆貨(お金)が滞(とどこおり)底であるのを諾(承知している)。
 流れるように使うことに拠る。

 夏帯をしめ(夏帯締)はカ・タイ・テイと読んで、化、他意、綴。
 濁流をおもいをり(濁流思居)はダク・リュウ・シ・キョと読んで、駄句、隆、私、挙。
☆化(形、性質を変えて別のものになる)他意がある。
 綴(つづり合わせる)駄句(謙譲)を、隆(盛んに)私は挙(企てている)。 


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