恵那市山岡町では、冬は晴れの日が多く、朝晩の寒暖差が大きい気候を生かした寒天作りが盛んです。
「寒天」という名は、「『寒』ざらしのところ『てん』」からきています。
その名のとおり、ところてんを冬空にさらし、水分の凍結、解凍を繰り返し乾燥させて作ります。
農閑期のこの時期、寒天干しの風景があちらこちらの田んぼで見かけられます。
山岡町の冬の風物詩です。
乾いてくると端っこが跳ね上がります。
こちらはまだ乾燥していないので、すのこの下に水が滴っています。
磯の匂いがたちこめています。
手前は干したばかりの寒天、後ろが乾燥した寒天です。