ご近所さんが急にお亡くなりになりました。
日曜日の夜に救急車が近くに止まったのに気が付き
ストレッチャーが窓越しに見えたものの
ちょっとアンガーアタック気味のご主人のいるお宅なので
ドアを開けるのははばかられて
「なんだったのかしらね～」と家族で話していたら
火曜日の早朝ご主人が来られて
なんと奥さんが亡くなられたという。
絶句。
ほぼ毎日のように顔を合わせている人が
入院したとか、事故だった、とかならともかく
急死って・・・
その後は町内会の組の話があれこれ飛び交い
行くの行かないの腹の探り合いは多少はあったものの
我が家は家を建てた時からのお付き合いもあるし
たまたま予定の変更がきく日程だったのでお通夜・告別式共に
参列させていただきました。
なんだかなね・・・
とにかく私より５，６歳は若かったはず。
お子さんもまだ学生さんだし
これからお母さんがいなくて大変なことが一杯あるんじゃないかな
一生懸命働いて、子育てして
自分の楽しみって、あったのかな・・・なんて思ったら
本当にかわいそうで。
今は自宅でお葬式なんてほぼ無理だから
お手伝いすることも無く
ただ気持ちの落ち着かない日々が続きました。
だって、お線香を上げるとかもなかったんですよ・・・
さっき、最後のお別れがあって
お花を棺にいれてあげるんだけど
「お別れをなさりたい方はどうぞ」なんて葬儀社の人が言うのね。
なんだか行きにくい雰囲気の言い方で。
ここで遠慮してたら後で後悔するわい！と中に入ったら
ほとんどの方がお別れにいらしたのね。よかった。
だからさ、きちんと誘導しなさいよ、仕事でしょって
ちょっとプンプンしたのだけど
棺の中にある漫画のキャラのクリアファイルが。
わかる人にはわかる
クラウス・ハインツ・フォン・デム・エーベルバッハさん。
それを見たとたん「ああ、結構趣味にも生きていたんだな！」って
少しだけほっとして
苦労ばっかりしてたんじゃなかったんだ、良かったなって
そう思いました。
もう少し長生きして
ゆっくり漫画の話もしたかったけど
とりあえず先に行っててもらいました。
さてこの区画5軒のうち
奥さんが残っているのはうちとあと一軒だけ！
少しだけスリルを感じるのは私だけだろうな。