新しい靴

母の履いている靴がずいぶん傷んでいて
新しいの買ったら？と聞いたら
以前購入した店が藤沢のさいか屋から撤退してしまって
高い靴だから修理できると言い張るものの
実際にアフターケアをどうするか何も話は進まず

自分が子どもの頃にあった靴屋さんはとうに無くなり
テラスモールに行けば靴屋はあるのだけど
母はあの建物が大嫌い（目が回って歩けなくなるらしい）
生活クラブのパラマウントさんが平塚のデポーで展示会というチラシを見て

ドイツ製の靴履いてるくらいだからいいんじゃないかとやっと車で連れ出しました。

夕べの観劇の影響で疲れている母の話には一貫性がなく
聞いたことに返事がなく
自分の興味だけで話をまくしたてる母にパニック障害の小発作を起こしながらも
なんとか店までたどり着き！
無事計測の運びとなりましたら
母は自分の足をずいぶん大きく言ってたようで…
お好み通りの重たいしっかりした靴を購入
他にも珍しいお店なので色々買い込んで（まあいいや）
私の靴は見れずじまい。

ワインカラーのメディカル系。
ファスナー付きで着脱楽なれど、しっかり足を支える優れもの。

寝てしまう母のために渋々メザシを焼いて作った節分の飾り。

福枡。手頃サイズだったから未使用の電池入れといたんだけど
節分と聞いて母が支度を気にしだしてしまい帰るの遅れた…
毎年神棚に上げてる！って言い張ってましたが
数年間汚屋敷で神棚まで行かれなかったの忘れたのね。

あたかもずーっと家の中が片付いていて
自分の思ってる場所になんでも物はある、と思い込む母
うちのパパと私で片づけたんですよ。
本当になんでも都合よく忘れるのよね、と思っていたら
「あんた靴買わなかったね」とやっと思い出して

疲れているからお昼寝してください、ワタシャ帰りがけにまた行くから、と言ったら
領収書は母に回せることになりました！
二年がかりの大事業だったんだもんね、これ。

足のサイズ測って靴買うなんて生まれて初めてですがな。