当たり前な作業の中、疑問は沢山隠れていて、その疑問も自分から見ようとしないと疑問にもなり得ない事も沢山あります…
と言う事で、僕が疑問に思い結論に達したリールの構造を話してみます。
第1弾としては、ベアリング周りです。
皆さんが一番気になり、場所によっては誰にでも簡単に交換出来、最も効果の大きなパーツです。
しかし…
リールのベアリング、簡単に外せますよね…
簡単に外せる事に疑問を持った事のある人はいないでしょうか…?
自動車やモーターサイクルの世界では 有り得ない構造です。
自動車などの世界でベアリングなどは、専用工具で平行に打ち込み、手で外すなど不可能です。
では何故…
それぞれの回転数に結論が…
自動車のエンジン回転数、よく八千回転回すとか言うじゃないですか?
あれはエンジンの中心部であるクランクシャフトの回転数を表した物です。
モーターサイクルで車の約倍で一万六千回転前後と言った所でしょうか…
それに比べ、リールはスプール部のMAXで二万回転に達します。
ベアリングの持つ回転許容数が二万に満たない物ですと逆にブレーキになってしまいます。
そこでフレーム自体とベアリング外部フレームのクリアランスをあえて大きき取り、ベアリングのボール以外、本体も微妙に回転する構造…
考えてみて下さい…
シマノではSVS側のベアリングがメンテ不足でフレームに固着した場合、著しく飛距離が落ちる経験ありませんか?
ベアリングの回転不足を全体が微妙に回転する事により、すこしでも補う…
理由はそれだけではありませんが、この構造はリールだから出来た物ではないでしょうか…?
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カノケンです…
七氏
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