MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

恋の狩人 ラブハンター

2020-10-16 23:15:49 | 邦画
1972年公開の日活ロマンポルノ映画。
猥褻だということで警視庁に摘発され、裁判となり、封印映画になったものの
1980年なんとか無罪を勝ち取ったものの、この後もの何本か猥褻だと官憲の槍玉にあげられた日活ロマンポルノ、ある意味官憲は猥褻がっていうたびに
マスコミに乗っかってロマンポルノの観客を増やすといった皮肉な結末にもなったようですが

監督は山口清一郎、出演は原英美、田中真理ですが、山口監督は作品を撮影できる環境におかれなくなる
本来の主演は原英美さんですが、
ほとんど脇役でしかなかった田中真理さんが、一躍ロマンポルノの一翼を担う主演女優に躍り出るきっかけとなった作品でもある
 
原さんは二フォマニアック(色情狂)な役所ではあるんですが
裁判が効いたのか、ジェネオンからリリースされたDVDでは完全に消されて
田中真理主演の作品みたいになってますがこれは、翌年公開された「ラブハンター 熱い肌」に田中真理が主演してる影響もあるようです
 
今回この「恋の狩人 ラブハンター」は東映チャンネルの“ロマンポルノ傑作選”の枠でOAされたもののR−15版の録画視聴です
さらにこの東映チャンネルに呼応したわけではないんでしょうが衛星劇場でも「ラブハンター 熱い肌」のOAもあって、そちらも録画してありますので
明日ブログアップ能力予定(予定は未定ってことも・・・)
 
お話としては近親相姦の淫蕩生活に耽溺しているお金持ちの原英美演じる御令嬢が、三田村玄演じる従兄弟と自身の親が決めた政略結婚を前にして
最後の逢瀬を楽しみに旅行に来た先で
大泉隆二演じる若い大学生と田中真理演じるその恋人をを思うままに弄んでいく映画
 
弄ばれることで若い二人はお互いに愛を確かめ、令嬢は悲劇的な結末を迎える
って、R−15でもぼかしガタイ入るだけですので
なんだかよくわかんないプロットですが
神代監督が偽名で脚本に加わっていたようですが、全く持って不可思議な作品でもあったし
今から50^_^年持って前だとこれで猥褻になっちゃうんですね

切り口の違う記事はコチラ
 
1972年製作、日本映画、日活作品
山口清一郎監督作品
出演:原英美、田中真理、三田村玄、乱孝寿、大泉隆二、南寿美子
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トライバル ゲット・アウト・アライブ

2020-10-16 18:15:06 | 洋画未公開
10月2日にリリースされたイギリス製作の未公開作品ですが
オープニングでは警察が集まってケニング邸という空き家の邸宅にホームレスたちが無断占拠しており
その排除中に指揮をとっていた警察官が何者かに殺されて・・・

一方元特殊部隊軍人の警備員ケイトリンとブラッドが仲間と共にこれまた無人の倉庫に警備日本行ったところ
なんとそこでは麻薬組織がヤクの取り引き中で
舞台も人もイギリスですから警備員も制服警官も通常拳銃携帯してません
なので麻薬組織は安心してケイトリンとブラッドを倒しにかかりますが
そこは元特殊部隊員ですから、ギャングも普通拳銃だと思うけど
お互い徒手空拳でのアクションですか
あっと言う間に片付けられてしまうギャングたち
ってつかみは多少ギャングたちの銃器がないのにツッコミ入れましたが
これでOKってっことでしょう
 
で次の仕事は所有者が死んで息子が相続することになった古い施設に住み着く路上生活者を追い出す仕事
ってことでオープニングのケニング邸に警備会社数人と2名の警官と向う
そこにそこの邸宅を遺産相続した息子が立ち会っての途上生活者の排除と古物整理中に
そこには前所有者で死んだマッド博士による人体実験で普通の人間の二倍の能力を持ち食人鬼と化した路上生活者たちがいて警備員たちが襲われるというアクションホラーです

古い廃墟みたいな屋敷に閉じ込められた主人公達が二手に分かれて出口を探していく間に
一人づつ襲われ、一人また一人と死んでいくパターンですね。
最終的に主人公であるケイトリンとブラッド以外のキャラは全員死んでしまいます
っていうかこの二人以外強くありませんし、先ほど記載した通りイギリスの警官は徒手空拳ですからねぇ
拳銃有れば有弾数くらいの改造人間は倒せるはずですが
なす術なく警官も警備員も死んでいきます

強靭化された食人鬼たちはウガウガ言いながら群がってくる姿はちょっとゾンビっぽいですが、強化された上に蛮刀というか、マチェーテ等の武器を使いますから
武器なしの警官も警備員もあっけないんですが
元特殊部隊のケイトリンどブラッドは肉体と相手のマチェーテ奪ってこれまたバッタバッタと食人鬼をたおしていきます。

彼らを食人鬼にした薬が一本残ってて、遺産相続の息子がその薬を飲んで食人鬼になってしまいます
クライマックスでは、ケイトリンと相続人、さらにブラッドはラスボスのガタイのいい奴とのタイマン勝負でしたが
予算がないのかこの屋敷ダイナマイト(ご都合主義で見つけたもの)で爆破するんですが・・・
建物崩壊の絵面はありません

アクションホラーってことで、さらに主人公を女性にしてるんで
ある意味私好みのガーリーアクション映画ってことでキレのいい肉体アクション映画だったわけで
DVDをプレイヤーに入れた途端TWAのロゴが出た時に期待感が失せたんですが、その残念感に反して個人的には堪能できる作品でしたね
 
2020年製作、イギリス映画
マット・ラウトレッジ監督作品
出演:ザラ・フィシアン、ロス・オヘネシー、レイチェル・ウォーレン、トーマス・ドッド、ヴァレリー・トーマス
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