MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

ザ・プレイス 運命の交差点

2020-10-30 23:43:54 | 洋画
GEOさんではミステリー作品の新作の棚にあり
私はジャケット借りですから、”欲望の代償は、他人の運命。“なんてど真ん中の惹句に惹かれて
セットレンタルに組み込んんできたものの
見てるうちに、何度寝落ちしそうになったことか
ってのも”ザ・プレイス“というダイナーの奥の席に居座り続ける男
その男のところに老若男女さまざまな人間がひっきりなしに訪れて
このは男と会話するだけのワンシチュエーションの会話劇でした。
 
男の元にやって来るのは普通の人々、相談内容は
金を取り戻したい
子供のガンを消したい
夫の認知症を治したい
美人になりたい
神を感じたい
男の答えはそれぞれ
誰かを血が出るまで殴れ
強姦をしろ
町を爆破しろ
妊娠しろ
って言うだけ
 
一つだけ子供を殺せって命じてるのに、他の男にはその子を四六日中守れ
って相反する命令を出していたりで
 
その後男にいちいち命ぜられた人間が状況報告にやってくる
誰もが命ぜられたことを実行できてない
それらは会話によって判明するわけで
 
ある意味何も動かないし、事件は画面上では何も起きない
って言うことで台詞は必然説明台詞になるものの
この男の素性は一切明かされず、何で人々はこのは男の元に言い寄ってくるのかさえ説明もないから
 
こっちは勝手に悪魔かなんかだと想像するけど
ってもこのダイナーのがウェイトレスがこのお横に興味を示して
なにかと話しかけてくるんですが、彼女は自らアンジェラって名乗るんですが
男は名乗らないし・・・
アンジェラってエンジェルですよね

悪魔って感じ取れるのは、修道女だったって女が神を感じたいっても言うのに対して
妊娠しろっても言っといて
他の男には犯せって命じていたりでして
でもこの二人結果愛し合ってしまうんですよね
で、ほんとうに妊娠してしまうという皮肉な結果も出るんですが
みんな命じられたことは果たせていないようで
微妙にこの相談者たちが収斂していくとこでプッツリと映画は終わる

なので、見る側に結末からなんかを全て委ねてきちゃうわけでして
こういうこっち側に結末委ねる映画は好きですが
これだけ動かない映画で、更には男の素性も明かさずに見てる側に委ねるのは・・・
 
しかしよくオチそうになるだけで、完オチしなかったなぁ
 
2017年製作、イタリア映画
パオロ・ジェノベーゼ監督作品
出演:ヴァレリオ・マスタンドレア、マルコ・ジャリーニ、アルバ・ロルヴァケル、ビットリア・プッチーニ、ロッコ・パパレオ、シルヴィオ・ムッチーノ、シルビア・ダミーコ、ヴィニーチョ・マルキオーニ、アレッサンドロ・ボルギ、サブリナ・フェリッリ
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ライズ・オブ・ザ・フットソルジャー

2020-10-30 15:34:23 | 洋画未公開
なんとコロナ禍で、新作の撮影が一時中断していて
毎月安定してリリースする作品が少なくなってきたのか
ライツキューブに社名変更して、洋画を輸入配給することになったのかはよくわかりませんが
今月オールインの作品の一本としてリリースされた英国のバイオレンス映画ですが
 
一応見てみたら、なんと2008年に「UKギャングスター」という邦題で未公開作品としてDVDリリースされてた作品
多分に既視感ある作品でしたが、デラシネのブロガーですから
どこかにこの作品のレビュー書いてるんでしょうが、見つからないから
改めてここに・・・
 
一応冒頭に“事実を元にした作品”という但し書きが付きます
イギリスのFCウェストハム・ユナイテッドの悪名高きフーリガン集団である、
インターシティ・ファーム(ICF)の並居る荒くれ者の中ででも、とりわけその暴力性で恐れられているカールトン・リーチの半生
 
いやフリーガンでは武器もなく腕力だけで命をかけて場外、場内更には遠征先でのフリーガン同士の抗争はすごいですね
サッカーの応援より、喧嘩目的で会場入りしてるような感じ
一体どこから生活費を得てるんだろうって思ってしまうほどあちこちで乱闘しまくってるのに、なんと家族持ちですから
子供も生まれてるし・・・
 
しかし、その彼の腕力を認めてナイトクラブのオーナーが、いわゆる入店者を選別するドアマンとして雇われて、金銭的にも安定するし
その腕力の特性を生かせるし
っていうか、このガードマンを契機として、夜の世界に名を馳せていくんですね
そして信用を築き、顧客が増えた彼は、フーリガンの仲間たちを勧誘してドアマン事業を拡大していくことで闇社会に足を踏み入れていくようになり
依頼されればどんな厄介な仕事でも引き受け
ついに麻薬取引の立ち会いにまで関わり、ついには自らドラッグ売買に手を染め、闇社会の深みに沈んでいく
 
そんな中でトルコのマフィアと抗争になって、彼を除いて他の連中はまとめて消されてしまい
一応実録映画でして他が殺されるんですがカールトンは
身をある程度引いていた関係から一人だけ生き残って
そんなイギリスの暗黒街に生き残った男カールトンですが
イギリス全土に名を馳せていたわけではなくてウェストハム地域だけに暗黒街のボスだったようですね
 
ま、オールインが再輸入してますので、それなりの暴力描写のある作品でした
暴力描写もあるものの映画的には淡々とカールトンの半生を、ナレーションで綴られていくんですね
 
2007年製作、イギリス映画
ジュリアン・ギルビー脚本・編集・監督作品
出演:リッチ・ハーネット、クレイグ・フェアブラス、テリー・ストーン、ローランド・マヌーキアン 、フランク・ハーパー、ビリー・マーレイ、ニール・マスケル
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼

2020-10-30 03:33:56 | 邦画
前作の続編で北川景子さんも出ていたんで、一旦止めて
前作を見ることにしましたが、オープニングで続編を意識させるだけで
ある意味これを単独で見ても通じるお話ではありましたが
成田凌さん演じるキャラクターを知るためにはちゃんと前作見ててよかったかな
監督も同じ中田秀夫監督ですし、完全に続編でして
ある意味前作では脇役だった神奈川県警捜査一課の新人刑事さんだった
千葉雄大演じる加賀谷学クン
 
IT企業からの転職で警察官になったわけですが、警官になった理由見今作できちんと説明されていましたが
一年之間に捜一刑事から、サイバーセキュリティ班に転属していましたね
で、3年前から付き合っていた彼女って、IT企業の同僚だったってことだと思っていましたが
 
そうだったんですよね、スマホをば落としたって関係で知り合ったて
本編見てる間にスマホは今作で落とさないのねって、単なる前作からの頂気がするタイトルだと思っていたらば
最後に説明的にスマホ落とさせていましたが、これで一応スマホを落とすことで事件が始まり
落としたスマホを届けてもらうってことでお付き合いが始まる
一応スマホを無くすことはシンメトリーに構成されていたんで
これで終わるのかって思いきや
エンドクレジット後に成田凌が台湾がどっかに現れての意味ありシーンは
さらに桃がたりは続いていくんでしょうか

前作に登場した千葉雄大さんの刑事さん、前作では一応捜一刑事でしたので
銃をあそこでみっていたのは、なんとなく納得はしないものの理解できなくんしんですが、
サイバー事件ですが、特別扱いの案件ではありますが
普通にサイバーセキュリティ班の気時には銃の配給はないはず
 
スムースに刑事の加賀谷と恋人の美乃里の話に移行していってましたし
前作で記事にした加賀谷と母親との関係もちゃんと説明されてましたね
しかし、今回はある意味成田凌さんと井浦新さんのW主演と言っても過言ではない作品
もう一人サイバーに長けた犯罪者”M“も出てきますが、この正体には完全に騙された
そうか千葉雄大、たしかにBLに見えなくもないなぁ
前作とは違った完全なるサイバー犯罪がメインで展開されるサスペンスでした
どっちかというと個人的にはこちの方が面白かった気がする

白石麻衣は今後演技でやっていくのかな、最近の電気街系のアイドルは映画で中途半端な着替えシーンとかレイプシーンとかあるんですが
どうなんだろう一人くらいはちゃんと脱げる子はいないのかねぇ
こういうとこが、日本映画の限界を感じるんですが・・・
 
2019年製作、日本映画、「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」製作委員会作品、東宝配給
中田秀夫監督作品
出演:千葉雄大、白石麻衣、鈴木拡樹、音尾琢真、江口のりこ、奈緒、飯尾和樹、平子祐希、今田美桜、田中哲司、北川景子、田中圭、原田泰造、成田凌、井浦新
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする