これは楽しい韓国映画だった
ガーリーアクションにいわゆるヒロインをドライバーとして配しているのでカーチェイスを加味して一時もモニターから目を離せない作品だった
韓国映画だからかって断言しちゃってもいいんだろうが相手が女だろうが子供だろうが園バイオレンスのベクトル自体にしてもある意味半端ない
これが韓国映画なんだよねぇ
ヒロインはいわゆる表の世界でも裏の世界でもどっちでも依頼された荷物は相手の希望通りに運び届けるというドライブテクニックにも、追っかけてくるクルマをまくテクニックから地形にも地図にも精通している。副題にあるように依頼された荷物を届ける事に関しては“成功率100%の女ドライバー”
そう更に賭け言葉でもあったようでドライバー一本で必要に応じてそこいらのクルマを盗み、かつエンジンまでかけてしまうという技術を兼ね備えたヒロイン
そう更に賭け言葉でもあったようでドライバー一本で必要に応じてそこいらのクルマを盗み、かつエンジンまでかけてしまうという技術を兼ね備えたヒロイン
オープニングのにつかみで彼女のテクニックの全てを見せといていよいよ本題に
そこにはなんと荷物としては親子だったものが、彼らが隠して持ってる300億ウォンの貸金庫の鍵を狙う一味に目の前で父親を殺されてしまったヒロイン
荷物はこれで完全にお子様1人って言うこれまた文字通りのお荷物になってしまう
産みの母親からも見放されて孤児となってしまった少年を追う一味はなんと警察特捜班の親玉で
こいつもしつこいくらいかなり頭のいいやつで組織を利用しつつ追いかける
この連中から追跡を躱していくものの敵もさるもの警察組織をフル活用ですし
そして彼のバイオレンスも半端ない訳で少年の父親をバットで撲殺したり
クライマックスではヒロインのアジトに乗り込んで
そこいらのヒロインのファミリー的な仲間たちまでをも平然と殺していく
途中でわかるんですが、このヒロイン脱北者だったようで
そういうことから更に悪徳警官とはわからないから脱北者ってことで国家情報院まで彼らに情報渡すは更に一緒に彼女を追ってくる始末
あんまりいいたくないんだけどクライマックスでヒロインは悪徳警官と一緒にあのまま死んでほしかったなぁ
っていうことだとあの少年の手紙も映画としては実はかなり生きてくるんだけど
柳の下に泥鰌って言う興行界の常で続編作ってもいいかなって言うことで
ハッピーエンディングになっていたんだろうなぁ
2020年製作、韓国映画(日本公開作品)
パク・デミン脚本・監督作品
出演:パク・ソダム、ソン・セビョク、キム・ウィソン、チョン・ヒョンジュン、ヨン・ウジン、ヨム・ヘラン、パク・テミン、オ・リュン、ホ・ドンウォン
以下にも韓国映画らしいカーチェイス映画でしたねぇ
まぁ個人的にはヒロイン死なせたらねぇ
ってことでドライバー一本でクルマ開錠しちゃう姉ちゃんですからねぇ
手鎖くらいはねぇ
みなさんが悦ぶエンディングでしたねぇ
僕的にもバッドエンドの方が良かったかなとは思いました。
とはいえかなり見所の多い内容をテンポ良く繋いでおりました。
カーチェイスだけじゃなく、格闘戦にまで幅を広げる太っ腹さが素晴らしいです。