この“死霊館”シリーズというか“死霊館ユニバース”作品群を時系列で見ていこうということでして
これを始めるきっかけになったのはって、私エログロ大好き人間ですからホラーも見ますが
グロには耐性があるんですが、どうにも音や突然なんらかの映像とかでボンって驚かされるのが好きでなく
特に心臓がその度ドキッとなるようなのは避けるタイプの人ですから
この“死霊館ユニバース”作品群も避けて通ってきたのでしたが
現在1日2本そして毎日更新を掲げてブログ運営しておりその結果最新作の「死霊館のシスター 呪いの秘密」を見ないと2月のブログにアップする作品が欠乏するというところから
どうせなら“死霊館ユニバース”を時系列で見ていくことで「死霊館のシスター 呪いの秘密」も早々に見られるとわかり見始めることとなり
ようやっとウォーレン夫妻の活躍する記念すべき第一作「死霊館」を見られることとあいなった次第です
前置きが長かったようですが“死霊館ユニバース”としては製作順では第一作目にあたるものの、時系列で言うとなんと5作目にあたるこの作品
実は実話(ここダジャレなのよ実はね)ベースの作品でありまして
って言うのもウォーレン夫妻も実在の人物ですし、この映画で悪霊に取り憑かれるペロン一家も実在の人物でして
エンドクレジット前にペロン一家7人の集合写真とウォーレン夫妻と一人娘との写真もしっかりと公開されているんですね
そして今回初めてBlu-rayのケースを見出し写真に撮るときに気付きました
なんとアナベル人形がしっかりとジャケットに映り込んでいたんですね気づかなかった
ってことで映画の枕としてウォーレン夫妻の講義ということでこのアナベル人形に関しても尺を割かれているものの
あくまでこの映画のメインストーリーは悪魔に取り憑かれたペロン一家のお話となっているんですね
まぁここまで4本もこのシリーズを見てきてますから血もグロもなく
そしてさほどビックリさせようって言う過剰で極端な演出もなく
こう言った心地よい恐怖を味わえる作品に作りあげてるとこがなんともすごいですよねワン監督は
今作では悪魔というか悪霊に取り憑かれる三原則っていうのがしめされており
まずは”出没“まぁ来たよってポルターガイスト現象で知らせてくれるんですね
そしてその現象がエスカレートして対象に“攻撃”仕掛けておいて
その後になんと心身ともに弱った対象に”憑依”するって言う
原則に則って
ペロン一家で奥さんに憑依しちゃうんですね、いや大の男が数人でかかっても憑依された人間は強いよね
ってことで素人っていうか資格のないままウォーレン博士が悪魔払いをすると言うお話でしたが
実話ベースとはいえ
ホントグロもなくどっきりもなくこんだけの作品を作って我々を魅了してしまうとはねぇ
約2時間弱緊張のまま観続けさせられた作品でした。
2013年製作、アメリカ映画
ジェームズ・ワン監督作品、チャド・ヘイズ、キャリー・ヘイズ脚本
出演:ベラ・ファーミガ、パトリック・ウィルソン、リリ・テイラー、ロン・リヴィングストン、シャンリー・カズウェル、ヘイリー・マクファーランド、ジョーイ・キング、マッケンジー・フォイ、カイラ・ディーヴァー、シャノン・クック
「死霊館ユニバース」の大本命と言ってもいい、本編「死霊館」、スピンオフ作品も大変面白かったですが、それ以上の見応えを感じさせられた作品でしたねえ。
やはりウォーレン夫妻の魅力が最大限に引き出されているてのが、ワン監督の手腕の良さを全編通して抱かされました。
これが実際にあった出来事だと言うのですから、その点でも興味を強く持たせてくれます。
怖さのホラーというよりも、ウォーレン夫妻の優しと頼もしさの方に惹かれるホラーだと思いました。
アナベル人形がこの作品で結びつくというのも、時系列で観ると感慨深いものがありますよね~。
ウォーレン夫妻の夫婦愛とかも描きつつ
きちんとホラー映画としても成功させているところがすごいですよね
さらに実話ベースで「死霊館」シリーズ犯人動いていくんですね
アナベルも後一話ですか
今後が楽しみです。