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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

九十九本目の生娘

2024-12-13 19:00:56 | 邦画
これは大蔵貢の新東宝映画のカルト作品でして
国際放映から新東宝映画の財産である作品を毎月DVD化してるものの中にも一応入っていて
しっかりとDVD化もされてる作品だし
ミニシアターで新東宝映画特集する時には必ず上映される作品でもあるものの
DVDでは私は持っておらず
って言うのも買いそびれるともう何故か入荷されない
 
ってことで現在東映チャンネルでは没後10年メモリアルっていうことで菅原文太さんの特集OAを組んでいるのに便乗したのかチャンネルNECOで今月OAしてくれており
なんと本13日早朝OAされてたものを拾った物の録画視聴です
文太さんがキャストトップではありますが
出番のなんと少ないこと
一枚目に三人クレジットでして松浦波路さんとあとは三原葉子さんですが
三原葉子さんもほとんど出番もなんもないしただ生き血のためだけに殺されるだけだけ
 
北上地方での山奥の部落にある神社では10年に一度暗闇祭りみたいなものが行われており
誰もその祭りには全神々が出雲ではないものの10年に一度降臨されるからって言う伝説のもと
神社の宮司でさえ下山させられるお祭りでして
 
でもその実態はここに居住する部落民は実は刀鍛冶の末裔でして99本の刀を処女の生き血でもって鍛錬して作ると部落に幸いが見たらされるって言う伝説を信じて秘祭りをしていたらしい
今年もそんな生贄として都会からやってきた娘二人をさらったものの見た目で非処女ってわかるだろう三原葉子さんだぜ
そうなんですそして地元警察には東京から赴任してきた新任の警官の文太さん
さらにそんな神社の新任宮司に沼田曜一さんと言った布陣でして宮司は町の人と部落民とを交流させたいって奮闘するものの
まずは祭りには邪魔と殺されたりしてしまうし
 
さらった町の女である三原葉子さんは処女でないから刀が汚れていたって言うことで
なんと新たに警察署長の娘をさらうから
警察も動き出して部落民は弓矢で警官は拳銃での攻防戦もあったりと
まぁある意味ホントいろんな娯楽映画の要素をもちこんでた作品でしたが
一人キモい部落のババァである五月藤江という女優さんが目立った作品でした
 
ってか実はこの映画には大河内常平氏の『九十九本の妖刀』と言う原作があるということ自体・・・
昭和の大衆小説はすごいなぁ
 
1959年製作、日本映画、新東宝作品
曲谷守平監督作品
出演:菅原文太、松浦波路、三原葉子、沼田曜一、國方伝、矢代京子、九重京司、中村虎彦、松方信、山本雅夫、中西博樹、五月藤江、水上恵子、万代裕子、岡竜弘、原聖人二

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