大袈裟な邦題と日本未公開作品で配給会社が@エンターテインメントってことで、ある意味大袈裟な体裁で大して面白くないだろうって
レンタルではそうよくあるジャケットとか邦題詐欺な龍頭蛇尾な作品だって思っていたら
もう掴みから最高に派手に火薬使うは銃撃戦での弾薬は惜しみなく使ってくれて
何と100分の尺があっという間に過ぎていったって言う実に面白い作品でした
これはある意味邦題通りの拾い物の作品だった
見終わって調べたら本も監督もアクション映画を得意としてるもの同士が組んだことによっていいいみでよくできた作品になっていたのでしょうね
日本でもこんなアクション画像作れるといいのですが
制約が多くて都心の繁華街交通遮断して映画撮影などさせてくれるはずもなく
こう言ったアクション作に関してもアジアの中では一番遅れてるっていい映画製作国になってしまってるようですね
こう言う作品は悪が巨大で強ければ強いほど面白い作品になるわけで
オープニングというか掴みがある軍事会社の貨物を連結した列車が襲われて
見事に爆薬を奪取するまでの走る列車でのアクションシーンも緊張感がある演出と相まって
最終的には客車まで爆発させてしまうと言うテロ組織に向かうのは
警察のテロ対策特殊班
ここに性格の相反する男女の有能な隊員がいて男は自分の勘を頼りに団体行動には向かないタイプ
ヒロインは自重派で万難を排して行動するタイプ
この2人がコンビで列車爆破犯らしき人物を見つけて追尾するものの
男が個人プレイに走ったお陰で街中のアパートで銃撃戦がおっぱじまるわけで敵は自動小銃に弾薬がいっぱい
こっちは通常の拳銃に通常勤務の銃弾数のみでの不利な戰いが強いられていくわけで
悠々と敵の頭目が彼らを尻目に脱走していく姿を歯がみして見てるだけって思いきや
行手を阻んだのが完全武装のテロ対策班
彼女が応援要請していたのが功を奏したようで敵の頭目は逮捕できたがその配下の頭目の弟たちはまんまと逃げおおせてしまうのだった
色々調べていくうちにこっちの司法側の情報が漏れてることもわかり
頭目を助けるためにテロ犯は首都クアラルンプール内での爆破テロを計画して脅しをかけてくる
そしていよいよ彼らとの対決が迫る中テロ対策班の男の妻と子供がテロ犯に捕まってしまい
窮地に陥るもののなんとか敵の爆弾搭載車を防犯カメラリレーで追いかけ足りない部分はドラレコとかから割り出して
最終決戦に望みをかけるものの
街中での銃撃戦が実に面白い
どうやら監督の1人はダンテ€ラムのもとで修行を積んだ人らしくて
アクションでの爆破や銃撃での見せる派手な演出にも長けててクライマックスでのクロスファイヤーな銃撃戦と爆発の演出が実に見事ですが
まぁ一応制圧はするものの捕まえた頭目はしっかりとコチラの裏切り者によってテロ対策班の隊長は殺されて逃げられてしまう
まぁ続編ありきみたいな終わらせ方してるものの、そこでシッカリと内部の情報漏洩者の姿も晒してくれていて
これで完結なら後はこちらの脳内で完結させると言うことなのか・・・
100分の映画がかなり短く感じられるほど面白い作品でした
100分の映画がかなり短く感じられるほど面白い作品でした
家族愛もしっかりと悪と正義の両方にあったりもしてたようですよね
2023年製作、マレーシア映画(日本未公開作品)
クロール・アズリー、フランク・シー共同脚本・共同監督作品
出演:エイディ・アシュラフ、ファラリ・ハーン、アドリン・アマン・ラムリー、ダイヤン・トリシャ、チー・ラザリ、ノキ K.クリケ
そうですねこれは意外と拾い物のアクション作品でした
日本でもこう言ったアクション映画が作られる環境が欲しいですよね
多分に人材はあるのですがロケとか規制が厳しくてなかなか作れないのが現状でしょうか
女刑事は見てくれも良かったですので
この流れでの続編希望ですよね大ボスシッカリ逃げてるし
兎に角、ど派手なアクションシーンが連続し、そのどれもが見所になっているのは素晴らしい。
主人公とヒロインにも感情移入し易かったですし、尺も100分と丁度良く、実に愉しい内容でした。
拾い物の劇場未公開作品でしたねえ。