相模太夫の旅録=Tabi Log

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中欧5ヶ国8日間の旅 オーストリア その2 

2014-06-20 13:28:35 | 海外旅
シェーンブルン宮殿の次に訪れたのが現在は美術館となっている「ペルベデーレ宮殿」(Belvedere)であるハブスブルグ家に仕えたプリンツ・オイゲンが当時の代表的な建築家であったヨーハン・ルーカス・フォン・ヒルデブラントに夏の離宮(宮殿)として造らせたバロック建築代表作。1714から1716年にかけて「下宮」、1720から1723年にかけて「上宮」が建設された。プリンツ・オイゲンの死後1752年にハプスブルク家のマリア・テレジアに売却された。ベルヴェデーレ宮殿は世界で最も美しく重要な美術館のひとつとなつている。このバロック建築群は建築・彫刻・絵画・工芸・バロック庭園の粋を極めた技術とオーストリア史の重要な節目を統合した比類なき総合芸術といえるもので、見る者の心をわくわくさせてくれます。オーストリアの20セントユーロ硬貨の裏面には門越しに見た宮殿が彫られている。ゲートを入るとそこは銀世界の庭園が広がる。その前方になんとも気品ある美しい佇まいをみせているクリーム色の建物「ペルベデーレ宮殿」と対面。裏の入場口からいよいよ宮殿内部へ。下宮に保存されている大理石の広間、大理石のギャラリー、黄金の広間とオランジェリー、豪華な厩舎はバロック芸術の華やかさと生活芸術の証。どれも素晴らしい絵画であったが、とりわけクリムトの「接吻」の原画は有名である。我が家の壁にも飾っているが本物はやはり素晴らしいの一語に尽きる。2つの宮殿いかにも宮殿らしい美しさとゴージャスさ、往時の暮らしぶりが窺い知れる。この感動はここウイーンにはるばる訪問した者への贈り物かも知れない。(1402)


















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