相模原市南区麻溝に市民のオアシスとなっている「相模原麻溝公園」の「花の谷」に架かる橋の袂に今、鮮やかなオレンジ色(橙黄色)の花をつけた一本の「ノウゼンカズラ 」(凌霄花)が美しく咲き始めている。この花木は中国原産でラッパ状の花を咲かせる花姿から英雄や勝者を祝福する際のファンファーレで吹くトランペットを連想し「名声」、「名誉」、「栄光」などの花言葉がつけられている。ノウゼンガズラ科のノウゼンガズラ属落葉蔓性の花木で花期は7~8月、まだ6月も中旬、少し開花が早いようである。よく見ると枝先に円錐花序をだし直径6~7cmの橙黄色の花を咲かせ、花冠は広い漏斗形、先端は5裂して平開し独特の花姿をしている。平安時代には花と茎は薬として使われていた花である。(2006)
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