YBR125 おっさんリターンライダー

60歳代。YAMAHA YBR125とPENTAX K系デジカメと鉄道オタク。 気の向くままに書いてます。

束の間の晴天。 若狭路ツーリング。

2016-10-02 22:06:18 | 日記
秋雨前線の停滞で、すっきりしない天気が続く。 天気図と気象衛星画像を見ると、近畿北部の方が天候は良さそうだが、雲底は低い。
なので、日本海方面へ朝6:30出発。
R9老ノ坂峠・観音峠を越え、R27舞鶴方面への分岐点に昔からある大規模ドライブイン(死語?)。

かつては乗用車や観光バスで大いに賑わっていたが、2015年7月に京都縦貫道が全通し、
近くに道の駅併設のPAができたため、現在は休日でも閑散としている。
自動車専用道路・道の駅・コンビニの整備が進んでいる今、道沿いの中小規模のドライブインは大半が廃屋と化している。
R27を北上、JR山陰本線山家駅。 1面2線の無人駅である。 管理駅は綾部駅。

福知山電車区の223系が福知山-園部間を2両ワンマン編成で走る。 たまに園部で221系にくっついて京都まで乗り入れることもある。
 
上下とも列車は1時間に1本。 2時間以上空く時間帯もある。

ここから府道1号を北東へ、小浜方面への抜け道。 コスモス畑で一服。

途中で府道51号に分岐・北上、未走破の菅坂峠へ。
 
クマ・シカに注意の看板。 路面には栗のイガが散乱。 夜中にクマやシカが食った跡かも知れない。

東舞鶴でR27をクロス、舞鶴東港へ出る。
 
府道21号を北上、舞鶴引揚記念館。 終戦後、シベリアで抑留されたり、旧南満州で取り残された人々が帰国したのがこの地。
引揚当時の桟橋が近くに復元されてる。

記念館からクレインブリッジを望む。 長さ735m・支間長350mの堂々たる斜張橋で、二羽の鶴をイメージして設計。 「クレイン」は「鶴」の意。

引き返して府道772号-21号-149号。
高浜原発1・2号機。



原発近くには釣り人が頑丈そうな浮き桟橋で太公望状態。 対岸へはどうやって渡るのか?

原発以北は長閑(のどか)な漁村。 行き止まりは方状節理が綺麗な岩壁。 釣り人多し。

対岸から見た高浜原発3・4号機。 現在は4基とも非稼動状態である。 化石エネルギー資源が枯渇したら、最後の手段は原子力なのだが。

R27に戻り、JR小浜線若狭本郷駅に隣接の「情報交差点ぽーたる」。 義経号が鎮座。 館内にはHOゲージのジオラマがあった。
  
道の駅に寄る。 岬の方には大飯原発があるが、ここからは見えない。
 
先を急ぐので、そそくさと食事。 アオサ汁とご飯のみで250円。 汁が美味だった。 本来は売店で刺身を買って供に食すのだが、おっさんはパス。

県道222号経由でショートカットしてR162に合流、道の駅【名田庄】。

R162堀越峠を南下。 多くのツーリング中のバイクと対面、左手挙手のあいさつ率が多く、嬉しい限りであった。

先日来た京北の道の駅で、お隣に何やらレトロなバイクが。

ヤマハ HX90。 1971-73年製造の90cc・2ストローク2気筒という珍スペック。 エキパイは左右に1本ずつ出てる。

メッキパーツもピカピカで錆ひとつ無く、非常に良く整備されてるようだ。
当り前の如くツインキャブである。 乾いたカン高い排気音とオイル燃焼の匂いを残して、おっさんより年配のライダー氏は出発していった。

お土産は道の駅で買った椎茸・茄子・万願寺とうがらし・生そば・生姜。
 
R162を南下して15:30帰京。 本日の走行距離約270kmを9時間なので、表定速度約30km/hはデフォルトな数値である。

台風18号が北上中で、水曜日にはまた日本に上陸しそう。 今年は台風1号の発生が7月3日と遅かったが、その後6個の台風が本土に上陸。
18号が上陸すれば単独2位の記録となるらしい。 第1位は2004年の10個。 北海道への上陸数3個は観測史上初。(観測初年は1951年)
台風が日本本島4島以外の沖縄県等の島嶼部や小さい半島(牡鹿半島のような)を台風の中心を通った場合は上陸ではなく、「通過」とされる。
 
当ブログを見ていただいてる方々、早めの台風対策をお願いします。





 





 












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