1/700 ハムマン その3

甲板上の突起物を塗るためにマスキングします。



船体を固定している台座ごとマスキングして
甲板の縁などの粘着面がわずかにしか密着していないテープをはがれにくくしています。

そしてヘイズグレーを塗りました。



各突起物の天面がデッキブルーになるのかヘイズグレーのままで良いのかが
実艦写真を調べてもはっきり分かりません。
そもそも塗り分けろと言われてもそれはそれで大変なのでヘイズグレーにしています。
ただし艦首と艦尾に1個ずつある直方体（ハッチ？）の天面だけは
デッキブルーらしく見える写真があったのでデッキブルーに塗り分けています。


甲板が塗装できたら手すりを接着します。



テトラの現用米海軍手すりを使っています。
艦首や艦尾の手すりは傾斜に合わせて沿うように可能な範囲で調整しています。



構造物も床面をデッキブルーで塗装してから手すりを接着しました。



構造物と手すりを別々に塗装してから接着しても良いのですが、
以前他の艦をその方法で作ったときピンセットでつまんだ手すりから塗膜が剥がれ
リタッチに手を焼いたことがあります。
それを思えばできる限りは先に手すりを接着してしまった方が個人的には良いかなと思います。

もちろんあらゆるケースで先に接着できるわけではないので
臨機応変に対応していく必要もあります。

1/700 ハムマン その2

主砲にはなんのモールドも無かったのでプラストライプを貼ってディテールアップしました。



左が1,2,4番砲のタイプで、右が3番砲です。
3番砲だけ形が違っていて写真には無いのですが上部のキャンバスが別パーツになっています。


マスト頂部のSCレーダーはライオンロアのエッチングに置き換えました。





マストの棒がX字の中心まで伸びてる方がしっくり来そうですが
不鮮明な実物の写真だとそうではないように写っていたり・・・詳細は不明です。
組み方もこれで合ってるのかはっきり分からないのですが
多分こんな感じだろうと思って作っています。


ディテールアップは程々にしておき甲板をデッキブルーで塗装しました。



クレオスのアメリカ海軍艦船迷彩色セット1に入っている塗料です。
ブルーといいつつほとんど黒で本当にこんな色かとも思うのですが
塗料の監修をしたというモデルアートを信じてそのまま使っています。

日本海軍艦船向けカラー比較

タミヤから新発売となったビン入りラッカー塗料。
その第1弾に含まれる艦船模型向けの4色を早速購入しました。

んで、試し吹きしつつ他社のものと比較してみました。



クレオスを基準にするとタミヤは青っぽく、
逆にタミヤを基準にするとクレオスは緑っぽい印象です。
横須賀だけは2社で結構違う色をしていますが・・・まあ使うときはお好みでって所ですね。

エアブラシで塗った際の隠蔽力は高い方から ガイア＞タミヤ＞クレオス といった感じです。

タミヤからラッカー塗料が発売されたことで
選択できるカラーが増えたのは良いことです。
個人的にはタミヤの呉で何か日本海軍の艦を塗ってきちんと完成させてみたくなりました。