*布施祐仁氏(ジャーナリスト)
「自衛隊が創立から64年間、一度も国民に銃口を向けていないことの尊さ。60年安保の時は岸信介首相が自衛隊を使おうとしたけど赤城防衛庁長官が断わった。軍隊には国家体制を守る本質があるわけだが、自衛隊にはひたすら国民を守る存在であり続けてほしい。」(ツィッターから。全文は下記)
2016/11/11「テレ朝」ニュースから
動画 https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000087623.html
動画 2018/2/21 奈良テレビ https://www.youtube.com/watch?v=ie1d1COlERk
驚きましたね! 亡くなった泥氏がこういう「とんでも言説」を繰り返しているのは知っていましたが、あの布施氏までもが、とんでもない言説を宣伝しているとはー。
「軍隊には国家体制を守る本質」があるだけではなく、実体的にも自衛隊法第3条が明記するように「国」(国家体制)しか守らない。「国民を守る」などという規定が、自衛隊法のどこにありますか。しかも、自衛隊法には、国民を武力弾圧する治安出動が、明確に規定されています(第3条・第78条)。
こんな「お願い」「願望」までして、自衛隊を擁護する意味があるのでしょうか?
*「自衛隊の任務)第三条 自衛隊は、我が国の平和と独立を守り、国の安全を保つため、我が国を防衛することを主たる任務とし、必要に応じ、公共の秩序の維持に当たるものとする。」(「公共の秩序維持」は、第78条の「治安出動」規定として具現)
*「(命令による治安出動)第七十八条 内閣総理大臣は、間接侵略その他の緊急事態に際して、一般の警察力をもつては、治安を維持することができないと認められる場合には、自衛隊の全部又は一部の出動を命ずることができる(「間接侵略」とは、国内の大衆デモなどは、外国の示唆・煽動として武力鎮圧を正当化)。
「一度も国民に銃口を向けていない」というのも正確ではありませんね。60年安保も、70年安保も、自衛隊の部隊は「出動態勢」(武装した出動準備態勢)におかれ、しかも、70年の場合は、治安出動の威嚇(演習公開)までして、大衆デモを鎮圧しようとしていましたね。
こういう、とんでもない認識で「自衛隊を擁護」する「元自衛官」や「平和運動家」がいるから、現在の、火急の、自衛隊と対峙すべき南西シフト態勢ーー与那国島・石垣島・宮古島・奄美大島・種子島(馬毛島)への自衛隊の新配備、沖縄本島・九州佐世保への増強ーーへのたたかいを広げていく運動が困難な状況にあります(泥氏からも、布施氏からも、「自衛隊の専守防衛容認」派からも(例えば「自衛隊を活かす会」の代表格、伊勢崎賢治氏など)、自衛隊の南西シフト態勢を批判する声を一度も聞いたことがありません。)
厳しいようですが、現在の自衛隊の南西シフト態勢(最大の軍拡であり、戦争態勢づくり)を食い止めるには、このような、「自衛隊擁護派」「専守防衛の自衛隊是認派」(今や、自衛隊に「専守防衛」はない)との、対峙が必要になっています。
そして、自衛隊は、「対テロ・ゲリラ対処」という名目で、2000年の「自衛隊の治安出動に関する訓令」などの改定以来、毎年全国で警察との治安出動訓練を行っています。堂々と! この再開された(1970年以来2000年まで中止)自衛隊の治安出動態勢は、必ずや民衆に銃口を向けることになるでしょう。今こそ、この治安出動態勢への厳しい批判が必要です。
以下参照
*自衛隊と警察の治安出動の際における協定・細部協定・現地協定などを公開します!
https://www.facebook.com/notes/%E5%B0%8F%E8%A5%BF-%E8%AA%A0/%E8%87%AA%E8%A1%9B%E9%9A%8A%E3%81%A8%E8%AD%A6%E5%AF%9F%E3%81%AE%E6%B2%BB%E5%AE%89%E5%87%BA%E5%8B%95%E3%81%AE%E9%9A%9B%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E5%8D%94%E5%AE%9A%E7%B4%B0%E9%83%A8%E5%8D%94%E5%AE%9A%E7%8F%BE%E5%9C%B0%E5%8D%94%E5%AE%9A%E3%81%AA%E3%81%A9%E3%82%92%E5%85%AC%E9%96%8B%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99/749445351798421/
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*布施氏のツィッターから
https://twitter.com/yujinfuse/status/1054325366553112578…
「この映画を観て改めて強く思ったのは、自衛隊が創立から64年間、一度も国民に銃口を向けていないことの尊さ。60年安保の時は岸信介首相が自衛隊を使おうとしたけど赤城防衛庁長官が断わった。軍隊には国家体制を守る本質があるわけだが、自衛隊にはひたすら国民を守る存在であり続けてほしい。」
「自衛隊が創立から64年間、一度も国民に銃口を向けていないことの尊さ。60年安保の時は岸信介首相が自衛隊を使おうとしたけど赤城防衛庁長官が断わった。軍隊には国家体制を守る本質があるわけだが、自衛隊にはひたすら国民を守る存在であり続けてほしい。」(ツィッターから。全文は下記)
2016/11/11「テレ朝」ニュースから
動画 https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000087623.html
動画 2018/2/21 奈良テレビ https://www.youtube.com/watch?v=ie1d1COlERk
驚きましたね! 亡くなった泥氏がこういう「とんでも言説」を繰り返しているのは知っていましたが、あの布施氏までもが、とんでもない言説を宣伝しているとはー。
「軍隊には国家体制を守る本質」があるだけではなく、実体的にも自衛隊法第3条が明記するように「国」(国家体制)しか守らない。「国民を守る」などという規定が、自衛隊法のどこにありますか。しかも、自衛隊法には、国民を武力弾圧する治安出動が、明確に規定されています(第3条・第78条)。
こんな「お願い」「願望」までして、自衛隊を擁護する意味があるのでしょうか?
*「自衛隊の任務)第三条 自衛隊は、我が国の平和と独立を守り、国の安全を保つため、我が国を防衛することを主たる任務とし、必要に応じ、公共の秩序の維持に当たるものとする。」(「公共の秩序維持」は、第78条の「治安出動」規定として具現)
*「(命令による治安出動)第七十八条 内閣総理大臣は、間接侵略その他の緊急事態に際して、一般の警察力をもつては、治安を維持することができないと認められる場合には、自衛隊の全部又は一部の出動を命ずることができる(「間接侵略」とは、国内の大衆デモなどは、外国の示唆・煽動として武力鎮圧を正当化)。
「一度も国民に銃口を向けていない」というのも正確ではありませんね。60年安保も、70年安保も、自衛隊の部隊は「出動態勢」(武装した出動準備態勢)におかれ、しかも、70年の場合は、治安出動の威嚇(演習公開)までして、大衆デモを鎮圧しようとしていましたね。
こういう、とんでもない認識で「自衛隊を擁護」する「元自衛官」や「平和運動家」がいるから、現在の、火急の、自衛隊と対峙すべき南西シフト態勢ーー与那国島・石垣島・宮古島・奄美大島・種子島(馬毛島)への自衛隊の新配備、沖縄本島・九州佐世保への増強ーーへのたたかいを広げていく運動が困難な状況にあります(泥氏からも、布施氏からも、「自衛隊の専守防衛容認」派からも(例えば「自衛隊を活かす会」の代表格、伊勢崎賢治氏など)、自衛隊の南西シフト態勢を批判する声を一度も聞いたことがありません。)
厳しいようですが、現在の自衛隊の南西シフト態勢(最大の軍拡であり、戦争態勢づくり)を食い止めるには、このような、「自衛隊擁護派」「専守防衛の自衛隊是認派」(今や、自衛隊に「専守防衛」はない)との、対峙が必要になっています。
そして、自衛隊は、「対テロ・ゲリラ対処」という名目で、2000年の「自衛隊の治安出動に関する訓令」などの改定以来、毎年全国で警察との治安出動訓練を行っています。堂々と! この再開された(1970年以来2000年まで中止)自衛隊の治安出動態勢は、必ずや民衆に銃口を向けることになるでしょう。今こそ、この治安出動態勢への厳しい批判が必要です。
以下参照
*自衛隊と警察の治安出動の際における協定・細部協定・現地協定などを公開します!
https://www.facebook.com/notes/%E5%B0%8F%E8%A5%BF-%E8%AA%A0/%E8%87%AA%E8%A1%9B%E9%9A%8A%E3%81%A8%E8%AD%A6%E5%AF%9F%E3%81%AE%E6%B2%BB%E5%AE%89%E5%87%BA%E5%8B%95%E3%81%AE%E9%9A%9B%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E5%8D%94%E5%AE%9A%E7%B4%B0%E9%83%A8%E5%8D%94%E5%AE%9A%E7%8F%BE%E5%9C%B0%E5%8D%94%E5%AE%9A%E3%81%AA%E3%81%A9%E3%82%92%E5%85%AC%E9%96%8B%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99/749445351798421/
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*布施氏のツィッターから
https://twitter.com/yujinfuse/status/1054325366553112578…
「この映画を観て改めて強く思ったのは、自衛隊が創立から64年間、一度も国民に銃口を向けていないことの尊さ。60年安保の時は岸信介首相が自衛隊を使おうとしたけど赤城防衛庁長官が断わった。軍隊には国家体制を守る本質があるわけだが、自衛隊にはひたすら国民を守る存在であり続けてほしい。」
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