shakoの日常着物と照明シゴト備忘録

普段着物生活と照明スタッフでのつれづれブログ。
和装はもっと気楽に楽しめる!を提案中。 (旧:垢抜け屋文月)

寓想雑貨店 舞台終えました。

2015-11-30 22:56:59 | 演劇
着物を封印して挑んだ舞台、寓想雑貨店朗読公演を終えました。
ご来場頂きました皆様、誠にありがとうございました

三作品のオムニバス、私は猟奇的な女を演じました。
二人の若いカップルをくっつけるために大芝居を打ったという最後のオチ。
実は優しいスナックのママでした。
頭イカれた怖い妙齢女子と優しいママという2つの顔の楽しい役どころ。

しかし、苦しかったです。
お客さまに観てもらうまで、楽日まで、毎日毎日闘い続ける…

よしよし、いい手応え!
という満足感は私にはあまり無く…
なんでこんなことやってんだろう?と落ち込むことの方が多い。

不器用だし、こんな年になって恥をかくのもキツイ。
それでも、この役をやりたかった。

あるセリフに
「いい感じじゃない?いい感じだわ…」
名刺を口にくわえてポーチにしまう。
名刺についた口紅がどれだけお客様から見えるか…良く分かりませんでしたが、
見える人には見えたらいいか…と印象的にやらせて頂きました。

今朝起きて、「私の正体はね、スナックのママ…」と長セリフを繰り返し確認する寝ボケた自分がいて、
「あ?もういいんだ、終わったんだった…」と苦笑いしました。

セリフの出てこない役者なんだよね。
覚えてるはずなのに出てこなくなるのは、メンタルが弱いのでしょう。

努力しかない。努力と結果は必ずしも比例しないのだけれど…

芝居に向き合う気持ちだけは、真摯でいたい、芝居をすると、自己中なのがモロに出て来るから、嫌なんだけど

香瑠鼓さんのお母様に、しゃこさんの洋服姿も初めてだし、あの、意地悪な女からいい人で終わって良かった~
とか
カメラマンの青木さんに、いやいや、なかなか、いい女なんだよまたやるなら観たいよ。
と言われニヤニヤ。

怖い時の顔がブサイクで、いいのか?!と思ったとか…

唇は、だんだんヤバくなるに従ってデロンデロンにしてったらいいよ~とか。
演出の岡田さんに断りを入れて、デロンデロンデロンデロンにしてみたよ。

気持ち悪かったって。

みんなありがとう。
足を運んで下さる方がいて下さるからこそ、成り立つのです。
感謝


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夏波夕日の美容天気
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