海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

観光客もスマホがないと何もできない上海

2020-12-28 | 写真日記

豫園の上海城隍庙に入る前にQRコードをスキャン

 

久しぶりに依頼仕事を受けたので普段行かない場所に行ってロケハンをしているのだが、美術館なども含め寺に入るのもスマホが必要になっていた。ここは豫園の上海城隍庙(道教の寺)だが、入場する前にアリペイかWeChatでQRコードをスキャン。そして、健康QRコードも必要。以前のブログでも説明したが、美術館など国の施設に入る場合はもっと厳重だ。これはコロナが終息してもおそらく続くだろう。なので、海外から中国に入国する場合は常時ネット通信が可能なスマホが必須アイテムという事になる。つまり日本のガラケーでは中国に入国出来ない可能性もあるという事ね。

では、アリペイとWeChatのどちらが良いのかというと、両方必要なのだ。美術館など国の施設は、入口でWeChatのみに対応していて名前とID(外国人はパスポート番号)と携帯の番号を登録。その次のステップでは両方のアプリに対応している健康QRコードの提示が求められる。そして、アプリで支払いを済ませ検温も実施している施設も多い。現在アリペイは外国人でもクレジット決済で入金し使えるようになったので、今後中国に入国する場合はあらかじめ日本で設定しておく事とWeChatも日本で登録しておく事が必須のようだ。設定方法は、ネットで検索すればヒットするよ。でも、問題は常時ネット通信が出来るルーターや中国国内で使えるsimが必要になる事をお忘れなく。絶対にローミングは使わないように。あっ、それとVPNもね。

上の画像は上海の健康QRコードをスキャンする人達で、おそらく国内の地方から来た人達だと思う。ここの健康QRコードは上海のみで通用するので、他都市では通用しない場合が多いようだ。

 


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