先月、上の娘と一緒に観覧して来た 「題名のない音楽会 ~レーピンの音楽会~」 ですが、
昨日がその放送日でした。
上の娘は見ることができませんでしたが、私はすでに見送りから帰って来ていたので、
1人でゆっくり見ました。
どんなふうに編集されているのか、レーピンの演奏の素晴らしさがテレビでどのくらい伝わるのか、
興味がありました。
当たり前ですが、収録では舞台の全体像を客席から観るわけですが、テレビでは司会者やレーピンの
顔のアップだったり、全身だったり、オーケストラを楽器ごとにズームアップしたりするので、
実際に観た演奏会にもかかわらず、なんだか新鮮に感じました。
石丸幹二さんとレーピンのトークは、やはり大幅にカットされていました。
曲目も、収録では、サン・サーンスの「瀕死の白鳥」の後、ラベルの「ツィガーヌ」があったのですが、
それがカットされていました。
「ツィガーヌ」も、レーピンとオーケストラの一体感が感じられる素晴らしい演奏だったので、
ぜひ放送してほしかったですが、仕方ないですね。
3曲目の、ブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番 第3楽章は、娘が付属高校を受験した時の曲であり、
Y先生に初めて指導していただいた曲でもあるので、娘にとっても私にとっても思い入れのある曲です。
オーケストラの出だしの部分を聴くだけで、ワクワクします。
何度聴いても好きな曲です。
学生が音高・音大受験のために良く弾くイメージがありますが、レーピンは、「この曲はとても難しい。
数えきれないほど弾いてきたが、いつも発見がある。」 と言っていました。
上の娘をスカイライナー改札口まで見送った後、折り返し、地元の駅に着いたのは6時50分頃。
日曜日は、下の娘が朝6時から9時まで、近所のパン屋さんでバイトをしています。
下の娘が働いている姿を見たことは一度もなかったのですが、朝ごはんをまだ食べていなかったし、
ちょうど良い機会なので、入ってみることに。
7時オープンだったようで、ちょうど娘が、モーニングセットの看板を店先に出しているところでした。
嫌がるかなと思いましたが、そうでもなかったようで笑顔で招き入れてくれました。
こちらのトーストセットを頼みました。
考えてみれば、モーニングセットなるものを食べたのは、人生初かもしれません。
末っ子気質の強い下の娘ですが、思いの外てきぱきと仕事をしていました。
しっかり成長しているようです。
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