http://www.nikkansports.com/soccer/highschool/tournament/2011/news/f-sc-tp0-20120105-885494.html
市立船橋対矢板中央のベスト4を懸けた関東勢同士の戦いは、引いて守る相手に対し、セットプレーを確実に決めたイチフナに軍配。
これで7年ぶりの国立に進出。
そして9年ぶり5度目の優勝に向けて視界良好。
矢板中央は立ち上がりからシックスバックみたいな超守備的な布陣。
セットプレーじゃ全員ペナルティエリア内に戻るし。
PK戦に自信があるからか、0-0のPK勝負を視野に入れていた感があり。
しかし前半の内にイチフナガフリーキックからヘディングで押し込み先制。
これでゲームプランが狂ったのか、攻めに転じるも、イチフナの分厚い守りに阻まれ思った様な攻撃の形を作れず。
前半はそのまま1-0で終了。
後半は負傷している11番を投入し攻撃態勢に移行する矢板中央。
攻め手は増えたけど、しかしそれでもゴールは生まれず。
決定的なチャンスも作れず。
やっぱイチフナの守備陣の集中力・技術は抜けてるわ。
2回戦辺りで敗退するチームとは基礎が違うね。
矢板中央が攻めた時間帯もあったけど、再びイチフナにセットプレーから決められジ・エンド。
イチフナのセットプレーがとにかく強い。
そもそもセットプレーを与えちゃいけないけど、かと言ってファール無しで普通に止めに行っても崩されるだろうし、相手チームからしたら厄介な事この上無いね。
まあ、千葉県勢と栃木県勢とじゃ客の入りも違うし、県民だけじゃなくて関係者も喜んでおられる事だろう。
4日間で3試合目という日程も同じ、負傷者を抱えているのも同じ…と、条件が五分だけに実力・経験の差がそのまま出たね。
矢板中央は途中出場の選手がいい動きを見せていただけに、消極的な立ち上がりの戦い方が残念。
イチフナ陣内で何本かフリーキックももらったけど、ゴールまでの距離が遠く、イチフナの守備を切り崩すまでには至らず。
でも今日の試合がイチフナ相手じゃなければ、ベスト4行かれたんじゃないの(これは清商にも言えるけど)?
去年の春先に戦った時は大勝ちしたそうなので、4-0ぐらいで圧勝すると思ってたけど、思ったよりもずっと強かったわ。
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2012/01/05/kiji/K20120105002371280.html
その他の試合では四中工・大分・尚志が国立切符をゲット。
気が付けば関東勢はイチフナだけ。
そのイチフナの準決勝の相手は大分。
ベスト4進出は県勢初の快挙らしい。
確かに九州は長崎・鹿児島・福岡が引っ張ってたからな。
でも進学校に2点取られてる様じゃ、イチフナには勝てませんぜ。
四中工はPK戦で注目の1年生FW・宮市を擁する中京大中京を下す。
嬉しい20年ぶりの国立。
習志野出身の監督が率い、千葉からのサッカー留学生もいる尚志もベスト4に名乗り。
被災地に勇気を与える躍進ぶり。
でも美談にするために、有利な判定とかはやめてくれ。
頑張ってるのはどこの県のチームも同じだから。
こうして見ると、言っちゃ何だけど、あんま強い所残ってないじゃん。
全国見渡してもイチフナがPK以外で負ける可能性があるのは流経大柏・桐蔭・静岡学園辺りと、ベストメンバーの清商ぐらいしか無いけど、今残ってる高校とじゃ実力が上っぽいぞ。
これ、優勝臭くね?
どうも頂き臭いぞ。