今回はおすすめのダイエット方を紹介したい。
ゆで卵ダイエットとかリンゴダイエット、水中ウォーキングにノンカーボなど、古今東西数多くのダイエットが存在するが、私がいつもやっているのがコレ。
その名も「無駄づかいリカバリー・ダイエット」。
名前だけだと、なんのことかサッパリかもしれないが、まあこれは私が命名したものなので、だれも知らないのも当然。
ただ手前味噌ではあるが、これはなかなか優秀なメソッドだと自負している。
「1週間で5キロ減」とか「ニックネームが『魔神ブウ』だったボクにはじめて彼女が!」みたいな劇的な効果はないけど、それなりに結果も出ているからだ。
実際、この夏も私は3キロほどやせて、しかもそれをキープすることに成功している。
さらに、このダイエットですばらしいのは、付帯効果で「財布にも優しい」ということ。
どうです、ちょっと興味がわいてきたでしょ?
やり方はカンタン。日常生活において、
「しまった! またムダ遣いをしてもうた!」
とか
「嗚呼、こっちの店で買っておいたら、もっと安く買えたのに!」
なんて、買い物でちょっとした後悔をするときってありますよね。
その「存した差額」分を、カロリーでカバーするというのが、このダイエットのやりかた。
わかりにくいという方に具体的な例で説明すると、たとえば、あなたが1万円の服を買ったとする。
モノ自体は気に入ったので、「いい買い物したなあ」とホクホク顔。ところが、数日後その店からメールが届いて、
「お客様にオトク情報! 本日全品3割引の大セール!」
なんてあったらどうであろうか。
「しまった! もう少し待ってたらよかった!」
そうなりますよね。でもって、
「ホンマやったら7000円で買えたのに、大損ぶっこき丸や……」
盛大に落ちこんでしまう。軽く死にたくなる。
ホンマやったらといっても、そんなメールが来るなんて知らなかったんだから、そこはいっても仕方がない。
でも、テンションが下がるのは止められない。金額のこともさることながら、さっきまでの「ええ買い物や!」という幸せな時間が胡散霧消してしまったのが、さらにつらい。
まさに「死んだ子の歳を数える」不毛な事態に。
こういうときこそ、私の提唱するダイエットの出番。
3000円「損」をした。なら、別のところでそれをリカバリーするのだ。
どこで借りを返すか、そう「カロリーを3000円分減らす」のだ。
といっても、ここで急に
「今日から晩ごはんを抜く!」
「3日、こんにゃくゼリーだけですませる!」
なんていうど根性に走っても、ストレスが溜まるだけ。
ダイエットの天敵は「体重が落ちないこと」ではなくて、
「ストレスでやけっぱちになっての盛大なリバウンド」。
これにつきる。
そのリバウンドのタネというのは、こういう「一気のカロリー減」による逆方向への爆発。
即効性こそあるものの、長い目で見たら肉体的にも精神的にも不健康で、結局はマイナスの方が大きい。
ここで大事になるのは「きざむバッティング」。
3000円といっても、1回の食事で盛り返すのではなく、少しずつできる範囲で行うのだ。
もっと楽にというか、習慣的に摂取しているものを、小銭の単位で減らしていくことによってムリなくリカバリーしようという試みこそが、このダイエットの骨子なのだ。
(続く→こちら)
ゆで卵ダイエットとかリンゴダイエット、水中ウォーキングにノンカーボなど、古今東西数多くのダイエットが存在するが、私がいつもやっているのがコレ。
その名も「無駄づかいリカバリー・ダイエット」。
名前だけだと、なんのことかサッパリかもしれないが、まあこれは私が命名したものなので、だれも知らないのも当然。
ただ手前味噌ではあるが、これはなかなか優秀なメソッドだと自負している。
「1週間で5キロ減」とか「ニックネームが『魔神ブウ』だったボクにはじめて彼女が!」みたいな劇的な効果はないけど、それなりに結果も出ているからだ。
実際、この夏も私は3キロほどやせて、しかもそれをキープすることに成功している。
さらに、このダイエットですばらしいのは、付帯効果で「財布にも優しい」ということ。
どうです、ちょっと興味がわいてきたでしょ?
やり方はカンタン。日常生活において、
「しまった! またムダ遣いをしてもうた!」
とか
「嗚呼、こっちの店で買っておいたら、もっと安く買えたのに!」
なんて、買い物でちょっとした後悔をするときってありますよね。
その「存した差額」分を、カロリーでカバーするというのが、このダイエットのやりかた。
わかりにくいという方に具体的な例で説明すると、たとえば、あなたが1万円の服を買ったとする。
モノ自体は気に入ったので、「いい買い物したなあ」とホクホク顔。ところが、数日後その店からメールが届いて、
「お客様にオトク情報! 本日全品3割引の大セール!」
なんてあったらどうであろうか。
「しまった! もう少し待ってたらよかった!」
そうなりますよね。でもって、
「ホンマやったら7000円で買えたのに、大損ぶっこき丸や……」
盛大に落ちこんでしまう。軽く死にたくなる。
ホンマやったらといっても、そんなメールが来るなんて知らなかったんだから、そこはいっても仕方がない。
でも、テンションが下がるのは止められない。金額のこともさることながら、さっきまでの「ええ買い物や!」という幸せな時間が胡散霧消してしまったのが、さらにつらい。
まさに「死んだ子の歳を数える」不毛な事態に。
こういうときこそ、私の提唱するダイエットの出番。
3000円「損」をした。なら、別のところでそれをリカバリーするのだ。
どこで借りを返すか、そう「カロリーを3000円分減らす」のだ。
といっても、ここで急に
「今日から晩ごはんを抜く!」
「3日、こんにゃくゼリーだけですませる!」
なんていうど根性に走っても、ストレスが溜まるだけ。
ダイエットの天敵は「体重が落ちないこと」ではなくて、
「ストレスでやけっぱちになっての盛大なリバウンド」。
これにつきる。
そのリバウンドのタネというのは、こういう「一気のカロリー減」による逆方向への爆発。
即効性こそあるものの、長い目で見たら肉体的にも精神的にも不健康で、結局はマイナスの方が大きい。
ここで大事になるのは「きざむバッティング」。
3000円といっても、1回の食事で盛り返すのではなく、少しずつできる範囲で行うのだ。
もっと楽にというか、習慣的に摂取しているものを、小銭の単位で減らしていくことによってムリなくリカバリーしようという試みこそが、このダイエットの骨子なのだ。
(続く→こちら)