優しくて柔らかだった君は
うつろな笑顔の数だけ
大切なことを
忘れてしまう
車を走らせた。ひとりぼっちで夜道をライトで照らす。
とてもとても会いたいひとがいるときには、孤独は血の味がする。
空に浮かぶ、青い月を一緒に眺めたい。
孤独は静かなのだろうか?
たいがいは、胸の奥がズキンと痛む、それはいくら年を重ねても変わらない。
だれにあいたいの?
過去の美化された記憶かな?
苦しいのかな?
わからない。でも寂しくって大人になりきれない、情けないけれどね。
孤独の行く先は何処だろう?
忘れた物は見つかっただろうか?僕はたくさんの何かを置き去りにしてしまった。
忘れるべきだろうか?なにも感じないようにこころを麻痺させるべきなのだろうか?近頃、人に迷惑ばかりかけているような気がする。
ごめんなさい。
強くなりたいけれど、僕は弱い生き物です。