恋愛小説「途中下車」は、作者が初めて掲載する、大人の恋愛を描いた小説であり、
文中に一部今までの小説とは違った、男女の恋愛描写が描かれている部分がございますので、ご了承の上お読みください。
また、この物語に関しては、長編小説初挑戦で現在作成途中のため、不定期に掲載される場合があります。
当小説は、作者のオリジナルフィクション物語であり、登場する人物、団体名は実在するものとは全く関係ありません。
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第四部第四章「脅迫」NO.83
「昨日、この写真が、社内にメールでばら撒かれ、もちろん両親は激怒。
姉は、昨日、家を出て行ったきり、どこへ行ったかわからないの。
高橋課長の家もきっとめちゃくちゃだと思う。
不倫なんて許されないことだって百合菜は思っていると思う。
でも、私は、おねえちゃんのこと責めたくない。
きっとお父さんとお母さんが不仲で、ずっと苦しんで痛んだと思うから。
でも、それと百合菜のことは別。
私が、高井に脅迫されるまま、百合菜のお姉ちゃんのことも、お酒のことも
話をしてしまったんだから・・・・そしてあんなことに」
友香は、高井と私の関係を知っているんだ。と思うと、また心臓が痛く、涙が出てきた。
「それは・・・誰から聞いたの?裕樹から?友香、裕樹と付き合っているんだよね?」
あれだけ、忘れようと思っていても、自分の口から裕樹の名前が飛び出すと
胸が切り裂かれるように痛かった。
「まさか・・・・なんで私が、松岡君と?高井が、自慢げに私に言ってきたんだよ。
百合菜の父親にも挨拶に行ったって。綾部のおかげで婚約までこぎつけたって。」
高井・・・・一瞬でもあいつがいい奴だなんて思った自分の気持ちが呪わしかった。
そして、そんな卑劣な手で友香をこれほどまでに苦しめた男が。
「松岡君は、今でも百合菜のことが好きだよ。彼からは何も聞いてないよ。
百合菜のうちに行ったとき、あったでしょ・・・あれも高井の差し金。
松岡君を百合菜のうちに連れて行けば、それで私の役目は終わるといわれて。
馬鹿だね・・・・私。あんな男の言うことを間にうけて。親友の人生を狂わせちゃうなんて・・・・」
「友香・・・違うよ。私たちの人生を狂わせたのは、あの男だよ。
友香は、悪くない。私だって友香の立場だったら、どうしたかわからなかったよ。」
友香は、涙をためた両目を大きく見開いて私を見つめた。
「でも、友香。私、ひとつだけわからないことがある。なぜ、高井はこのタイミングで友香を恐喝していた材料の写真を公開したの?そんなことしたら、友香が真実を私に話すって思わなかったのかしら・・・・・・」
友香も、思い当たるふしがないといった表情で静かに首を横に振った。
第四部第五章「最低」NO.84へつづく
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姉は、昨日、家を出て行ったきり、どこへ行ったかわからないの。
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「松岡君は、今でも百合菜のことが好きだよ。彼からは何も聞いてないよ。
百合菜のうちに行ったとき、あったでしょ・・・あれも高井の差し金。
松岡君を百合菜のうちに連れて行けば、それで私の役目は終わるといわれて。
馬鹿だね・・・・私。あんな男の言うことを間にうけて。親友の人生を狂わせちゃうなんて・・・・」
「友香・・・違うよ。私たちの人生を狂わせたのは、あの男だよ。
友香は、悪くない。私だって友香の立場だったら、どうしたかわからなかったよ。」
友香は、涙をためた両目を大きく見開いて私を見つめた。
「でも、友香。私、ひとつだけわからないことがある。なぜ、高井はこのタイミングで友香を恐喝していた材料の写真を公開したの?そんなことしたら、友香が真実を私に話すって思わなかったのかしら・・・・・・」
友香も、思い当たるふしがないといった表情で静かに首を横に振った。
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