恋愛小説「恋花」は、
作者のオリジナルフィクション物語であり、登場する人物、団体名は実在するものとは全く関係ありません。
高校3年生の淡くてせつない恋物語を描いていきたいと思っています♪
純愛をテーマにしているので年齢関係なく読める恋愛小説になっています。
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第三十一話「思い出」
男子のまつげが不自然に長くならないように、カップルコースを選んだのが
間違いだった。
初めてプリクラを撮る庄司君、「はいピースして!」とか「じゃ、今度は、顔を寄せて」
とか
機械にいわれるままにポーズをとる。
カップルでもないのに、距離は完全にプライベートスペースにはいってくる。
「じゃ、最後は、全身、背中合わせで」
なんていわれて、私も最初は、恥ずかしかったけど、赤い顔が残るのもイヤなので
開き直って同じくポーズをとる。
ヒヤヒヤの時間は終わり落書きコーナーへ・・・・
「うわ!!先輩かわいい!!!」
イヤイヤだから、プリは誰でもかわいく写るもんなんだって・・・・
と冷や汗をかきながら説明をする。
いつもは、小さめできらいな目もプリでは、自然な大きさになって、確かに自分で見てもかわいく撮れていると思う。
顔をよせあったり、背中をぴったりくっつけたり、プリの写真だけみたら、どこから見ても完璧な恋人同士だった。
プリントされた写真の一セットを私にくれる。
「え・・・と庄司君、この写真・・・」
「大丈夫だよ。人目がつくところには貼らないから。
海藤先輩とか、藤崎先輩とかに見られたら大変でしょ・・・・」
とちょっといたずらっこの目になって庄司君が言う。
「あ・・・うん。」
それよりも庄司君のファンの子に見られたら殺されそうだと思いつつも口に出さずにいる。
「じゃ、会場に行こうか・・・・」
というと自然に庄司君が、私の手をとる。
庄司君の手。
大きくて温かい手・・・・
この手をずっと握っていたい・・・
そんな途方も無い夢が私の心に去来する。
でも、いい・・・・
今日の思い出に
こんなに素敵な宝物が出来たのだから。
~第三十二話「ライブの後」へつづく~
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男子のまつげが不自然に長くならないように、カップルコースを選んだのが
間違いだった。
初めてプリクラを撮る庄司君、「はいピースして!」とか「じゃ、今度は、顔を寄せて」
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「大丈夫だよ。人目がつくところには貼らないから。
海藤先輩とか、藤崎先輩とかに見られたら大変でしょ・・・・」
とちょっといたずらっこの目になって庄司君が言う。
「あ・・・うん。」
それよりも庄司君のファンの子に見られたら殺されそうだと思いつつも口に出さずにいる。
「じゃ、会場に行こうか・・・・」
というと自然に庄司君が、私の手をとる。
庄司君の手。
大きくて温かい手・・・・
この手をずっと握っていたい・・・
そんな途方も無い夢が私の心に去来する。
でも、いい・・・・
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こんなに素敵な宝物が出来たのだから。
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