恋愛小説「途中下車」は、作者が初めて掲載する、大人の恋愛を描いた小説であり、
文中に一部今までの小説とは違った、男女の恋愛描写が描かれている部分がございますので、ご了承の上お読みください。
また、この物語に関しては、長編小説初挑戦で現在作成途中のため、不定期に掲載される場合があります。
当小説は、作者のオリジナルフィクション物語であり、登場する人物、団体名は実在するものとは全く関係ありません。
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~NO.27~
「でも・・・その人は、約束を破った。2年早く就職したその人は、同じ会社で新しい彼女ができていた。でも、姉とも別れずに、いわゆる二股を掛けていたの。その人、その会社の常務のお嬢さんだったんだって。きっと出世に、目がくらんだのかも知れない。それで、妊娠を告げた姉に『本当に俺の子なのか?結婚もしていないのに子供ができたなんて会社での立場が悪くなるから、俺は結婚できない。俺には、お前よりも好きな女がいて、そいつと結婚するつもりだ。』って
姉にとっては、その人は、その・・はじめての男性だったんだよね。それなのに・・・・
あまりにも態度のおかしい姉の態度に、家の両親は何度も姉に詰問をした。
前にも言ったようにうちの両親、学校の先生だから、昔から厳しかったんだよね。いろんな意味で・・・人としては絶対に許されない行為なんだけど、姉のことを心配するあまり、
親は、姉の部屋に勝手に入り、姉の日記を読んでしまった。
事実を知り、両親は、当たり前だけど激怒して、姉に相手の男性がだれなのか問い詰めた。
でも、姉は、決して相手の男の名前を言わなかった。
親も親だけどね。娘が男の人と付き合っているのに全く気がついていなかったんだから。
まぁ二人とも仕事の忙しい人たちだから仕方ないんだけど。」
百合菜は、一旦そこで息をつくと、コクリと一口ビールを飲んだ。
「そのときには、もう既に子供は堕ろせない状況だった。絶望した姉は・・・・故郷の海に身を投げた。それが2年前の今日」
「お・・・お姉さんの冥福を心から祈るよ。」
俺は、どんな言葉を百合菜にかければいいかわからずに月並みなセリフを言った。
「ありがとう。やっぱ、松岡君は優しいね。それで、私は未だにバージンってわけ」
ブッ・・・俺は、思わず口に入れたビールを噴出してしまった。
目を白黒させている俺に百合菜は言った。
「両親が、姉の件でものすごく落ちこんで、そして懲りてしまって、私には、結婚するまで、SEXするなってさ・・・」
俺は、研修中に百合菜の部屋に泊まった時に、百合菜がいった言葉を思い出した。
(本気だったんだ・・・俺、手を出していたらマジぶっ殺されていたかも・・・)
「さ~て・・・今日は、とことん飲むよ~松岡君よろしく!!」
というと百合菜は、呼び鈴を押して、お酒の追加を頼んだ。
ビールに日本酒にウィスキー、百合菜の飲み方は無謀だった。
まるで姉の自殺を止められなかった自分を責めているかのように・・・
**NO.28 第十八章 「そして再び二人でむかえる朝」へつづく**
http://blog.goo.ne.jp/sherry0324/e/e20cff598308182f6f40fda98a640e63
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「お・・・お姉さんの冥福を心から祈るよ。」
俺は、どんな言葉を百合菜にかければいいかわからずに月並みなセリフを言った。
「ありがとう。やっぱ、松岡君は優しいね。それで、私は未だにバージンってわけ」
ブッ・・・俺は、思わず口に入れたビールを噴出してしまった。
目を白黒させている俺に百合菜は言った。
「両親が、姉の件でものすごく落ちこんで、そして懲りてしまって、私には、結婚するまで、SEXするなってさ・・・」
俺は、研修中に百合菜の部屋に泊まった時に、百合菜がいった言葉を思い出した。
(本気だったんだ・・・俺、手を出していたらマジぶっ殺されていたかも・・・)
「さ~て・・・今日は、とことん飲むよ~松岡君よろしく!!」
というと百合菜は、呼び鈴を押して、お酒の追加を頼んだ。
ビールに日本酒にウィスキー、百合菜の飲み方は無謀だった。
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