吾川村 長淵小学校
2016/8/25(木) 午後 0:38
廃校になり寂れているらしいとの事だったが・・・・
(廃校、その後の長淵小学校)
なんと車が集まっている
建物には電気がついている。
地元の方に話を聞くと、マッシュルームの栽培をしているとの事。
学校の歴史
明治 初年 森山小学校開校
明治15年頃 森山小学校より分かれ鷲ノ巣小学校
明治42年 鷲ノ巣、森山、両尋常小学校を統合し、名野川第二尋常小学校
昭和30年 町村合併により吾川村立長淵小学校
昭和31年 ミルク給食を開始
昭和32年 父兄の給食用材料拠出、交替調理による全国的にも
ユニークな完全給食を開始した。
昭和49年 大渡ダム建設に伴う水没のため移転。
冷暖房付き鉄筋2階建て、503㎡、工費3340万円。
プール完成
昭和55年 児童減により休校。
・長淵小学校の児童数の推移
昭和55年 5人 昭和50年 9人 昭和45年 50人
昭和40年 81人 昭和35年 101人 昭和30年 104人
昭和25年 139人 昭和20年 160人
【そして森山地区に】
なんと、プールがある。
グラウンドにしては新し過ぎる気もするが学校跡地の雰囲気に近いものがある。
森山の公民館
学校跡地の条件は揃っているので、地元の方に確認してみたが、これは学校跡地ではなく、地元の公民館で、プールも地域が地元の子供達のために作ったものだとの事。
でもこれは明治15年頃開校し、明治42年に名野川第二尋常小学校に統合された、森山尋常小学校跡に違いない!!!
小学校が建つ場所は、その地域の中でも特に安全で条件の良い場所。
そして廃校になったのが明治42年だとしても、その後その場所に運動場が出来たり、公民館が出来たり、昭和の時代に入ると子供達のためにプールが作られるのも自然な話だ。
さすがに地元の方も明治42年(1909年)の話は100年以上昔の話なので知らなかったのでは、と思う。
【橘地区】
長淵小学校の校区で、国道からは見えないし、気になるので行ってみた。
急な山道を登り、寂しい一本道の奥には、地図の表記通りの集落があった。
車の往来もあり、地元の方の生活の息吹も伝わってくるのだが、子供達の声が全く聞こえない・・・・・。