大月町・姫ノ井小学校
2016/10/25(火) 午後 1:43
姫ノ井小学校は月灘中学校のトンネルを北に抜けるとすぐ見えてくる。
姫ノ井小学校
イメージ 3
校門
開校100年の記念碑
裏には学校の歴史が刻まれている
が、「大月町史」によると、この姫ノ井小学校の歴史は明治6年の私立学校「姫ノ井学舎」の開設にまで遡れる。
そしてそれは日本という国家が、組織的に国民に教育を施す「校舎」のある「学校」という概念の範囲においてでの話で、「教育」という概念においては、もっともっと、ずっとずっと昔に遡れる事になる。
屋内運動場には照明がついている
校庭
平成21年に大月町の11校あった小学校は、大月小学校の1校に統合された。
いやでも、柏島方面、月灘方面にそれぞれ1校ずつ存続させておいても良かったのではないか??なんて思ったりもするのだが・・・
だって、小学校がない地域に、これからの子育て世代の若い夫婦は積極的に住もうとしないだろうし。
過疎化が進み学校が休校、廃校になるのは分かるが、休校、廃校がさらなる過疎化、そして最終的に廃村への道を決定的なものにするという事も考えなくてはいけないと思う。
勿論それを十分に承知の上での統合だったはずなのだが!!!
明治23年、日本には約2万6千校の小学校があり、6万2千人程の教員がいたそうだ。
現在、平成28年。日本には約2万校の小学校があり、約40万人の教員がいるそうだ。
時代背景が全く違うから一概には言えないが、考えさせられる数字である。