確かにロシアとの「平和条約」の締結は日本の未来に対する重要な課題です。
●産経ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180912-00000562-san-pol

個人レベル、文化レベル、経済レベルで考えると日本にとってもロシアにとっても「日露平和条約」は有益な事かもしれません。
しかし
ウラジオストクは「ウラディ」(支配する)+「ヴォストーク」(東方)という意味です。
大戦末期、ロシアは「日ソ不可侵条約」を破って日本に侵攻しましたが、ロシアも大戦初期に「独ソ不可侵条約」を破棄されてドイツに攻め込まれています。
立場が変われば歴史の解釈も変わってくる訳ですし、現在の日本に北方領土を返すと、そこにアメリカ軍基地が出来る可能性もあるので、ロシアの安全保障上、現在の状態で「北方領土を返せ」というのは無理な話でしょう。
そしてロシアとの平和条約を結ぶために必要な事は「前提条件」や「話し合い」ではなく、まず日本国自身が憲法9条を破棄、改正し核武装し、ロシアと軍事的に対等以上の立場に立つ事です。
北方領土が返還されないのも、ロシアとの平和条約が実現しないのも、ロシアに問題があるのではなく、日本国自身に問題があるのです。
19世紀から20世紀初期にかけての「ロシアの南下」は日本の国運を左右する死活問題でした。
しかし冬場は全ての港が凍結するロシアにとっても「不凍港」を確保するための南下は国運を左右する死活問題でした。
またそれ以前のロシアの南下政策はバルカン半島経由から地中海に向けてのものでした。
そのために19世紀半ばロシアはクリミア戦争を戦いますが、産業革命を達成したイギリス諸国と、未だ産業革命に到達していないロシアとの軍事力の差は歴然です。
その後またロシアは「露土戦争」を戦い遂に地中海への足掛かりを掴んだ・・・、と思った所が「サンステファノ条約」で、またその南下の野望を砕かれます。
そこなへんの流れは日本にとっての「三国干渉」と同じですね。
国家、民族、歴史、領土、領海、領空、地政学的条件が違えば、お互いの主義、主張も変わってくるのは当然で、お互いの国が「国益」のために必死で頑張っているのが「世界」です。
●産経ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180912-00000562-san-pol

個人レベル、文化レベル、経済レベルで考えると日本にとってもロシアにとっても「日露平和条約」は有益な事かもしれません。
しかし
ウラジオストクは「ウラディ」(支配する)+「ヴォストーク」(東方)という意味です。
大戦末期、ロシアは「日ソ不可侵条約」を破って日本に侵攻しましたが、ロシアも大戦初期に「独ソ不可侵条約」を破棄されてドイツに攻め込まれています。
立場が変われば歴史の解釈も変わってくる訳ですし、現在の日本に北方領土を返すと、そこにアメリカ軍基地が出来る可能性もあるので、ロシアの安全保障上、現在の状態で「北方領土を返せ」というのは無理な話でしょう。
そしてロシアとの平和条約を結ぶために必要な事は「前提条件」や「話し合い」ではなく、まず日本国自身が憲法9条を破棄、改正し核武装し、ロシアと軍事的に対等以上の立場に立つ事です。
北方領土が返還されないのも、ロシアとの平和条約が実現しないのも、ロシアに問題があるのではなく、日本国自身に問題があるのです。
19世紀から20世紀初期にかけての「ロシアの南下」は日本の国運を左右する死活問題でした。
しかし冬場は全ての港が凍結するロシアにとっても「不凍港」を確保するための南下は国運を左右する死活問題でした。
またそれ以前のロシアの南下政策はバルカン半島経由から地中海に向けてのものでした。
そのために19世紀半ばロシアはクリミア戦争を戦いますが、産業革命を達成したイギリス諸国と、未だ産業革命に到達していないロシアとの軍事力の差は歴然です。
その後またロシアは「露土戦争」を戦い遂に地中海への足掛かりを掴んだ・・・、と思った所が「サンステファノ条約」で、またその南下の野望を砕かれます。
そこなへんの流れは日本にとっての「三国干渉」と同じですね。
国家、民族、歴史、領土、領海、領空、地政学的条件が違えば、お互いの主義、主張も変わってくるのは当然で、お互いの国が「国益」のために必死で頑張っているのが「世界」です。