確かにひと昔前の日本は土葬であったが、現在の日本は火葬が主流。
そんな日本に外国の宗教の都合で土葬墓地を作ってくれという話。
一見すれば、外国人側に常識が無い事が原因、とも思えるこの話。
確かに、外国人が日本に来て何を勝手な事言ってんだ、だったら祖国に帰れよ!!
と言いたいとこで、本当にそうでもあるのだが、、、
実はこれ、根本的な原因は日本人自身が作り出しているものなのだ。
「グローバリズム」「多文化共生」等という言葉がもっともらしく報道され、それがこの先の日本が進むべき道、という勝手な大前提の基にいつの間にかその方向に話が進み、日本人一人一人が多少なりとも違和感を感じながらも、でもテレビ、マスコミ報道でそう言ってるからそういなのか、という事で時間が流れ、いつの間にかとんでもない事になってしまっているのが現在の日本なのである。
一事が万事、戦後の日本はそういうおかしな流れを止める事が出来ず、ここまで衰退してしまっているのだ。
「グローバリズム」とは言うが、これは「インターナショナル」とは意味が違う。
この「グローバリズム」とは「国境を無くそう」という意味なのである。
そして同時に併用される「多文化共生」という言葉があるが、この意味は「他文化強制」だ。
テレビ、マスコミ報道で、そんな言葉が最もらしく報道されるので、まるでそれが正しい事のような錯覚を起こし、多少の違和感を感じながらも、周囲が誰も声を揚げないものだから、その抱いていた違和感を実体化させる暇もなく、殆ど抵抗する事もなくそれを受け入れてしまった結果が現在の日本なのである。
何故、世界で一番長い歴史を持つ日本が「国境」を無くして、建国100年にも満たない国家の人々や、その文化を受け入れなくてはいけないのか!!
そんな事をすると日本が崩壊してしまうではないか!!
そしてそれを実行しようとしているのが他ならぬ日本の政治家達なのである。
そして、そんな日本だからこそ、外国人にとっては「外国人受け入れを推進している国」であり、同時に「多文化共生」という言葉にあるように、「外国人の文化もどんどん受け入れましょう」という国にしか見えないのである。
だからこそイスラム教徒が、「我々は土葬だから、土葬墓地作ってよ、今、日本は外国人の受け入れを積極的にやってるんでしょ、外国の文化も積極的に取り入れているんでしょ。日本政府がグローバリズム、多文化共生ってあれだけ言ってるじゃなですか!!!!」という事になってしまうのである。
とは言え、外国の宗教が現在の日本に土葬墓地を作る事を正当化出来る理由は一つもなく、その発端からの話を大分合同新聞の記事から見てみよう。
●大分合同新聞2018年(平成30年)8月23日
【上】
【下】
早い話が、日本は火葬が主流で、土葬のイスラム教徒は困っているんです。という話。
そして彼らには、墓参りや、お墓の管理という習慣は無いらしい。
日本人であればほぼ全員が共通の違和感と拒絶反応を感じてしまうこの話!!!
だが、この事態を招き入れている最大の原因は、我々日本人自身が受け入れてしまっている「グローバリズム」「多文化共生」という現政策なのである。