奈良の高取城址に行って、大阪で飲んだくれようと思っていたんだけど・・・「行った事の無い場所に行っちゃえよ！」と心の声がしたんで、「新山口」行きの新幹線チケットを買っちゃった。
京都でいつものラーメンを食わずに出発する・・・買った駅弁は「ひっぱりだこ飯」だ。タコが柔らかくて美味いんだが、2個しか入ってなくて酒の肴に食べる弁当としては不向きだったな。
新山口駅から「萩エクスプレス」に乗って着いた先は山口県萩市・・・前から行ってみたいと思ってたけど、効率的な旅程が組めなかったんだよね。
「福岡空港から電車で行けば最短じゃん？」と思うんだけど、福岡まで行ってわざわざ本州に戻って山口県に行くのが我慢できんのよ・・・福岡まで行ったら九州をまわりたいよね。
ブラブラと歩くのだが・・・非常に暑い、気温は35℃くらいだったかな？快晴の西日本方面に来たが、まだまだ夏じゃないか。
歩いている内に「菊ヶ浜」へ到着。新潟と同じ日本海なのに随分と綺麗だ・・・海水も透明で素晴らしいよ。
こんなに暑くてイイ天気なのに誰も海水浴していないのは何故だ・・・？海パンがあったら絶対に入るんだけどなぁ。
海岸を歩きながら萩城址に到着。ちょっと暑過ぎて山頂まで登る気にはならない・・・100名城スタンプだけ貰っておこう。
「日本100名城スタンプ」なんてのがなかったら絶対に行く事が無い街なんだけどな・・・変なモノに興味を持ったおかげで面白い旅ばかりしてるよ。
「萩博物館」が近くにあったので涼みに入る・・・館内には食堂もあるからビールでも飲もう。
「萩城」の模型を眺めながら「何故に此処まで江戸の中央政権から程遠い場所に本拠地を置いた？」と不思議に思う。江戸幕府の意図なのか、幕府からノーマークの存在として装おうとした毛利家の意図なのか・・・おかげで100名城巡りでここまで来た私も苦労したぜ。
高杉晋作と騎兵隊のコーナーがあるじゃないか・・・司馬遼太郎の「世に棲む日々」を何度も読んだもんなぁ。まさか自分がこんな所まで来て小説の舞台の萩まで来るとは。
よくアニメの聖地巡礼とかやってるニュースを冷めた目で見つめていたが、自分も全く同じことをしてるんだな。
食堂に「ちょんまげビール」が置いてあったので飲む・・・ビールにお通しを付けてくれるのが嬉しい。
お昼過ぎに来たんで売切れメニューが多かったんだが「肉うどん」を注文した。
萩の街並み散策でもするか・・・
「高杉晋作誕生地」があったので入ってみる・・・見学料は100円。
見学と言ってもコレくらいしか見る場所が無いんだが・・・高杉晋作の生家から萩城までの距離を見ると、職場から近くて良い立地だったんだな。高杉家は先祖代々からの折り目正しい公務員一家と言う感じなのかな？
銅像があったので記念に一枚。
更に歩いて吉田松陰関連の場所へ・・・いやぁ暑い、宿のチェックインにはまだ時間があるんで時間を潰さないと。
伊藤博文の旧宅・・・下級武士の自宅になると城下町からも離れていくんだなぁ。
伊藤博文が千円札だった頃を知る身としては懐かしいものを感じるなぁ・・・
「吉田松陰生誕の地」まで歩いてきた・・・松陰の隣にいるのは久坂玄瑞かな？
「吉田松陰生誕の地」から見下ろす萩の街並み・・・暑くて飲んだビールが身体から蒸発しちゃったよ。早く飲み直さないとなぁ。
東京駅～萩の高速バスもあるんですが、19：30発～翌朝10：11着はかなりキツイですよね。萩・石見空港からも距離があるんで、何かの勢いで行かないといけませんでした。
9月の半ば過ぎだったので、30℃超えでも爽やかに過ごせるのを期待してたんですが・・・夏真っ盛りでした。
新山口からバスで行く途中の山並みが綺麗だったので紅葉の時期に行く事をオススメします。
東日本の都道県はだいたい行ったんですけど、恥ずかしながら、西日本は行っていない県多いんですよね〜。
自分は交通事故に遭って無職（通勤途中に大型トラックに轢かれて仕事ムリポになって退職したんですけど、保険金と障害年金、賠償金で金銭的には問題なし。かえってラッキーだったかも…。）になって、時間はあるので、早めに４７都道府県制覇したいですね。
これからもよろしくお願いします。
100名城や幕末維新の志士にに興味が無ければ、新潟から萩まではなかなか行かないですよね。
100名城巡りをしていれば全県制覇も自然とできると思ってますが、大分県や宮崎県など行けそうで行けない場所も結構ありますね。
お城と酒とメシを楽しむ旅を続けていきたいと思ってます・・・