前からずっとこの建物の2階の和食の店が気になっていたんだ、お客さんの出入りも見た事無いし・・・「予約制の高級割烹なのかな?」とか色々な妄想を浮かべてました。
・・・と言うかこの建物に入ってるお店は全て気になって仕方がないんだよな。(笑)
もう私の好奇心が爆発寸前だ・・・!この日はついに勇気を出して階段を上がってみました。
お店は気さくな御主人と母親らしき女性の二人で切り盛りしているようだ。
入って顔を見るなり「お久しぶりですね」と言われたので「いやぁ、ご無沙汰でしたね(笑)」とうっかり軽く返しておいたが・・・初めてなんですけど。
それとも泥酔して記憶を飛ばした時に寄ってた事があったんだろうか・・・ハッタリかまして常連客のフリをしてみたが激しく動揺してしまい服の中が汗だくだ。
まずビール大瓶を注文したが、店内にはメニューや価格を表示するモノも無くメニュー表が出てくる気配も無い・・・そして店主はコース料理をあらかじめ予約していた客に振舞うかのごとく淡々と調理を始めた。
そんで一品目に出てきたのが「アサリの酒蒸し」、シンプルな味でビールがすすみますね。
茹でたての枝豆、夏の初めは枝豆が思うように育たないと知り合いの農家が嘆いていたが、終盤は出来が良かったのかな?
鮭の味噌焼きの骨に付いた身をしゃぶりながら「このまま何品出てくるんだろう・・・?」と考えながらビールを喉に流し込む。
出汁の美味しい煮物でした。じゃがいももホクホクだし、日本酒が飲みたくなってきたんだけど・・・酔って帰りの階段で転びたくないからビールで我慢だ。
唐揚げの入った小鉢が出てきた時に「ご飯も用意できますよ。」と言ってきたので「コレが最後か。」と判断して〆のご飯を注文。ちなみにミートボールに見える2つの物体は梅干しだ・・・かなり年季の入ったヤツでした。
食い終わって会計の素振りを見せると「3500円」との事、ビール大瓶2本飲んでるし・・・まぁこんなもんかなとホッとしてお店を出ました。
「何が出てくるかわからない」、「料理の〆がわからない」、「値段がわからない」という状況下で平静さを装いながらの飲食は結構緊張しますねぇ・・・(笑)
ここ数年ずっと積もり続けていた疑問がやっと解けました、普通のアットホームなお店で良かった・・・どうも御馳走様でした。
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勝手が分ってしまえば何てことないんでしょうけどね。
前出の都屋、僕も張り紙見てショックでした。7月だったと思います。老舗個人店がラーメン屋さんも飲み屋さんも減っていきますね。(涙)
デンコー様に記事にしていただいて、「よくぞ!」と言う感じです。
お客に選択肢がないお店とは、中々のシステムですね。
ドキドキ感、御察し致します。
郷に入りては、と言いますが、通ってみれば、価格を含め、案外良いお店なのかなと思いました。
機会があれば行ってみたいと思います。
あらかじめお店に対する予備知識があれば別なんでしょうけど、まっさらな状態で行くと落ち着かないものですね。(笑)
足繁く通うのをやめてから休業や閉店を嘆いても「時すでに遅し・・・」なんですよね、もう少し通っていれば納得できるんですけど・・・再開を祈るばかりです。
この建物は廃れているようで人知れず新店が入ってたりするんでチェックしてるんですが、入るのに少し勇気がいるお店ばかりなんですよね・・・いつ建替えになるかわからないんで制覇したいですね。
案外普通のお店でだったんですけど、日本酒の品揃えが無さそうな雰囲気だったので瓶ビールだけですませちゃったんですが、いい日本酒があると良いですよね・・・
恐怖にさらされながら呑むのですか?(>_<)
私には無理だなぁ・・・。
初回なのにご無沙汰ですね・・て(^^ゞ
受けますね・・。
でもそれが業界のご挨拶なのかなぁ・・。
会計の恐怖よりも好奇心が勝ってしまってお店に突入して失敗するってのは男にはよくある事です・・・酔った時に怪しいお店に行くとか。(笑)
お店の人の「お久しぶりです。」って言葉は一見さんと常連さんを区別するための挨拶かもしれませんね、お店のシステムを知っているかどうかを判断するための。
うっかり、ハッタリかましちゃいましたけど・・・