訓練士のカナダDog Life

犬の訓練士がカナダから犬の話をお届けします♪

犬種の持つ本能 VS 訓練・本能のコントロール

2014-08-04 | 訓練
おはようございます♪


今日は、おじいちゃんの犬を預かっています。
9歳になるシェルティーの女の子、デビンと言います。


さすがシェルティー、指示を聞く能力は高い!
なんでも言う事を聞いてくれるので、扱いやすい子ですが、
興奮するとどうしても吠えてしまいます・・・・。
遊んであげたいけれど、興奮する=吠えるので、
遊んであげられません。
非常に残念・・・・・・・


旦那に撫でて貰って、うひゃうひゃなデビン。


シェルティーは、吠えながら羊を追い、移動させる本能を持っているので、
興奮すると吠えるのは、犬種として普通の行動です。
羊を移動させるお仕事犬ならば、素晴らしい能力なのですが、
ペットとして一般家庭で飼う場合には、すぐに吠える事は、問題行動になります。
なので、興奮すると吠え易いシェルティーは、小さいときから、吠える事に対してONとOFFを
教えなければ、なりません。

デビンは、服従訓練は教えて貰っていますが、残念ながら吠える事のコントロールを
教えて貰わずに9歳まで来ました。だから吠える、吠える。

吠えるので、Noと言うと興奮しているからNoと言われていると思うようで、
ちーーーんとします。興奮しても、大喜びしても、吠えなければ良いんですけれどね。

おじいちゃん達もこの吠える行動は、問題だと認識しているのですが、
「すぐに吠える煩くて、仕方のない子」と思っているようで、どうにかしようとは、
思っていないのです・・・。だから私は、何も出来ません・・・

クマ兄ちゃんのお皿を綺麗にしてくれるデビン。たた頼んでないんですけれどね(笑)





クマ兄ちゃんとご挨拶



もし1週間とか長期で預かる事があれば、ひそかにこの問題行動を治そうと企んでいます(笑)

デビン、君なら絶対に出来る

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