船瀬氏によれば人間の病気が治るのは、人間に自然治癒力があるからであり、自然治癒力が無ければいくら手術をしようが、薬物を投与しようが治癒は望めない。確かにその通りである。自然治癒力とは読んで字の如く、自然に治る力だが、この常識的な言葉は医学事典には載っていないそうだ。先に書いたメカニズムを考えればこれは異常な事である。
医薬品には添付文書という書類が付いてくる。薬の効用や、副作用について書いてある文書であるが、医師は殆ど読まないという。実際には治療薬マニュアルとか、今日の治療薬という本が毎年改定されて、売り出されていて、医師や薬剤師はそれらの本は読んでいる。しかし、実情は適応症とか効能効果、処方例等しか読まず、副作用についてはあまり気にしない。
薬の効用と副作用は表裏一体であるという認識も希薄だ。自分の経験からは、製薬メーカーの提供するデータを鵜呑みにして、ある意味製薬メーカーとか、治療ガイドラインに洗脳されている。
臨床治験のデータも実はいい加減だが、統計学的な説明で粉飾してというか、けむに巻いて誤魔化している面が多々ある様に見受けられる。
老衰や他の病気で亡くなった方の解剖をすると、8割の方からガンが見つかるらしいが、という事はガンが有っても死なないという事だ。つまりガンが有っても見つけなければガンで死ぬ事は少ないという事だ。下手に手術や抗ガン剤、放射線治療などをする事で寿命が縮まる。抗ガン剤には発ガン性があり、ガン細胞を攻撃するNK細胞などの免疫細胞が抗ガン剤で死滅するから、抗ガン剤を使うとガン死に一直線になる。がん検診は見つけなくていいガンを無理矢理見つけてガン死に導く愚行という事になるのか?
自分の仕事が無意味かも知れないと知る事はショックだし、苦しいし、自分の存在意義を問われる。今後の人生における課題として重く受け止めなくてはと思う。
最新の画像もっと見る
最近の「日記」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事