という訳で仏教は儒教と並んで江戸時代までの日本人の精神のバックボーンだったわけだ。これを知らないと維新前までの伝統的日本人について分からないと思い今回読んだ訳。
内容については、素晴らしいの一語に尽きる。一つの経典に捉われず、色んな経典から引用されていて、仏教についてのパースペクティブ、大局観が得られる。
もし、何か人生について指針が欲しいが何を読んだらいいか分からないという方は是非読んでみたらいい。自分は英語の勉強になると思い和英対訳版二千円を買ったが、日本語版だけなら千円である。新刊本の値段である。
もし無人島に一冊だけ本を持っていけるなら聖書を持って行くと誰かが言ったが、自分ならこの仏教聖典の方がいいとさえ思う。分量は聖書の方が多くて暇つぶしにはなるかもしれないが、内容と質は仏教聖典が明らかに上だ。
まあ暇つぶしに今後聖書も読むとは思うが、スピ系の話では、聖書はバチカンにより改変されているらしいので、真剣に読むと精神に齟齬を来たす恐れがあるかも。
今回は仏教聖典をオススメした。
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