10月28日は高校サッカー選手権準々決勝を観戦に、島原市の平成町グラウンド(長崎フットボールセンター)へ。
諫早駅から島原鉄道で終点の島原外港駅まで出て、そこから歩いてみます。
天候も良かったので、途中の景色は海と山に囲まれた島原の美しさを堪能できました。
ただ、外港駅から平成町グラウンドまで40分ほどかかったので、歩きたいわけでなければ島原駅から島鉄バスがいい気がします。
着いたのは試合開始5分前。
危ねー💦
グラウンド脇はもう観戦する人がたくさん。
平成町人工芝グラウンドは2面隣合っていて、手前で長崎総合科学大学附属高校‐国見高校、向こう側で長崎日本大学高校‐鎮西学院高校の試合が同時キックオフです。
手前の長崎総附‐国見を観戦します。
総附側。応援団も温まっています。
白と黒が長崎総附。
伝統の青と黄色が国見。
スタメンとフォーメーション。
国見はロングボールではなく、細かくパスを繋ぐサッカー。
OBの木藤健太監督が就任されてから、以前と違う雰囲気は感じていましたが、ここまで完全にパスサッカーをしてくるとは思いませんでした。
それに対して総附は国見の2トップに対してマンマークでボールを収めさせず。
奪って長いボールを放り込み、サイド攻撃で押し込みます。
そうして奪ったコーナーキックから11下地春也選手と10仲田瑠選手が決め、前半で2-0。
後半国見がボールを持てるようになり、ゴール前まで迫ります。
しかし、総附も隙を見てカウンター。
5一倉加偉選手のロングスローなどでチャンスを作ります。
そして、左サイド11下地春也選手の突破から折り返しをゴール前に入ってきた20鈴木冬一選手が決めて3-0。
3連覇を狙う総附が準決勝に進出しました。
鈴木選手は、翌日に湘南ベルマーレ加入内定が発表されました。
彼のゴールに突進するようなドリブルと左足のシュートは必見です。
ただ総附は彼だけではなく、他にもいい選手がいます。
特に11番の下地選手は好きです。
サイドを切り裂くようなドリブル突破とセットプレーのキックに注目してほしいです。
もう1試合は、延長の末、長崎日大が1-0で鎮西学院に勝利。準決勝進出。
鎮西が高総体王者を苦しめたようですね。
次の試合は、創成館高校‐諫早商業高校、長崎南山高校‐海星高校の試合が同時キックオフ。
このブログにも何度か書いていますが、私は南山を応援しているので南山‐海星を見ます。
創成館‐諫商も好カードなので、どちらも見たかった...。
白が南山、赤が海星。
スタメンとフォーメーション。
(公式プログラム¥1,000を参考にしています)
南山はセンターバック6番の水口洸選手から裏へのロングボールで組み立てる展開が目につきました。
そして、サイドハーフとサイドバックのコンビネーションで攻略。
海星もパスを繋ぎながら、ピッチを広く使い、サイドから崩しにかかります。
なんとなく似たチーム同士の試合で、膠着した展開になっていきます。
しかし、均衡を破ったのは南山。
コーナーキックの流れからセカンドボールを拾い、ゴール前へ。
それを残っていた4木森玲雄選手が決めて先制。
1年生からレギュラーを務めてきた木森選手が貴重なゴール。
後半は追いつきたい海星が攻める時間がやや長くなります。
あと一歩のところまでゴールに迫りますが、決まらず。
逆にカウンターを仕掛ける南山が追加点。
エース10稲田龍選手が決めて2-0。
ちなみに稲田選手はV・ファーレン長崎U-15出身です。
そのまま2点を守り切った南山が勝利。
昨年を上回り、2年ぶりの準決勝進出を果たしました。
やりましたね。
見に来て良かった。
去年ここに来なかったことが個人的にも悔いだったので、見届けられて良かったです。
準決勝の日大戦もいい試合になると思います。
海星の選手たち。
こういう姿を見ると、言葉になりません。
選手権に賭けて、選手権で最後と決めている選手がたくさんいるんだろうなと。
本当にお疲れ様でした。
選手権の会場の雰囲気には選手にも見つめる人々にも様々な想いが詰まっていて、熱い場所です。
もっとたくさんの人に見に来てほしいなと思います。
もう1試合は、創成館が諫商に3-0で勝ち、準決勝進出。
準決勝は11月3日(土)11:00長崎総附‐創成館、13:30長崎南山‐長崎日大となりました。
会場はトランスコスモススタジアム長崎です。
どちらも好カード。
トラスタで2試合続けて見られるとは最高です。
熱い試合を期待します!