遠くのものが見えるか見えないかは、空気中の塵や水滴の多寡に関係しているのだろうが、水滴が多そうな曇りの日でもよく見えることがある(下の写真)。
この写真は、佐渡を撮ったものであるが、佐渡の北東方向がよく見えている。
わりと晴れていた今朝の佐渡の見え方は下の写真。上の写真に比べると、随分すっきりよく見えている。
また、今朝は粟島も遠くに見えていたように思う(下の写真の赤丸で囲んだところ)。
肉眼だと割とはっきりと見えたのであるが、写真に撮り、Pixelを減らしてしまうとなんだかわからなくなってしまった。
粟島方向は佐渡方向より雲が多いがどちらも視程はかなり良いようである。
朝早くに雨が降ったようであるから、それで空気中のごみが洗い落とされたのかも。
遠方の景色が見えるか見えないかは光の伝わり方であるが、音の伝わり方も不思議である。
家の近くにJRが走っているのであるが、そのJR線を走る列車の音が非常によく聞こえる日とあまりよく聞こえない日がある。
きちんと記録を取っているわけではないが、雨や雪が降りだしそうな、あるいは降った後は音がよく聞こえ、晴れているときは聞こえが悪いように思う。
音は空気の振動であるから、この振動の減衰が少なければよく聞こえ、多ければ聞こえない、くらいはわかるが一体何が減衰をもたらしているのだろうか。
調べてみれば小学生の夏休みの自由研究位にはなりそうである。
もう1枚下の写真。これは家の近くの公園の松の木を撮ったものである。この公園は海近くに位置して、写真の左方向に海がある。
松は右に倒れているが、これは海から吹く風の影響だそうである。海風もあれば陸風もある。海風の方が強く長く吹くのであろうか。肌感覚では海からも陸からも同じように吹いているように感じる。ただし、海方向は遮るものが何もなく陸方向は建物、起伏、植物があるから、風の強さはだいぶ違うと思う。
これは風の流れ(伝わり方)の話。
今日は、いろんなものの伝わり方について考えてみた。頭の体操。
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