前略 いしころとまと様
たいへんご無沙汰しております、もの草です。
わたくしは今
そのモノグサな心を入れ替えるべく
隣町の「はたら木ものざえもん」様のもとにて
修行の身でございますが、過日
はたら木様のお供として
信州は軽井沢へと行ってまいりました。
はたら木様は
たいそう古い家がお好で
所用後は
名所旧跡の建物めぐりと相成りました。
まず、最初に訪ねたのは
明治後期の純西洋式木造ホテルで
国の重要文化財「旧三笠ホテル」でした。
次に訪れたのは
昭和初期、イギリスの神父によって設立されたという
「聖パウロカトリック教会」です。
その日は、残念ながら閉館でしたので
扉の小さな窓から拝見させていただきました。
そして最後は
室生犀星の別荘を改修した記念館でございます。
室生犀星については、金沢出身ということと
「ふるさとは 遠きにありて思ふもの」
「そして悲しくうたふもの」
というフレーズを知っているのみでしたが
軽井沢をあとにしてのち
「 さむざむとしぐれに濡れる
微かなる音をたてて
寂しき十月 」
という一篇を知りました。
末筆ながら
いしころ様のご健勝とご活躍を祈念いたします。
ごきげんよう さようなら 草々
「花子とアン」の村岡花子さんが通った
女学校の先輩で
交流もあったんですね…なんて、
居心地のよい花野果村で油を売っていると、
はたら木様に
「こびっと、仕事しろし」と一喝されてしまいそうです。
コメントありがとうございました
ごきげんよう
はたら木ものざえもんさん、ステキなお名前ですね!! あと少しで10月も終わり。山々の紅葉はさぞや美しいことでしょう。軽井沢~懐かしい響きです。
あの時代、若い作家たちはみんな軽井沢に集まって・・・。私の憧れの方・片山廣子さんも。 今日から読書週間というけれど、最近雑誌ばかりかも、、、図書館へ行こうかな。 秋の夜長、片手に、片手に、ひもとくのもいいわねえ。
えっこ様
いしころ様
丁重なコメント
ありがとうございました。
軽井沢には、古い建物がある一方、
現代的なアウトレットが建ち並ぶエリアもあって
道路は大渋滞でした。
勤勉な「はたら木」様は
愚痴ひとつこぼさずにおられましたが、
怠惰なもの草は
「1ミリも進まいなら
家で寝転んでいるほう…」と
思わぬでもないのでありました…
間もなく11月
どうぞ、みなさまご自愛のほどを。
信州軽井沢へ修業?の旅.・・・しぐれの軽井沢へ私も吸い込まれる様に誘われていきました。
はらはらと舞い落ちて時雨に濡れた、もみじの葉、その1枚を手にとって・・・三笠ホテル、聖パウロカトリック教会の明治の時代へ・・・
「室生犀星記念館」
「苔」生す、お庭と石にかこまれた静かな佇まいの中、秋桜が清く美しく目に止まります。
生い立ちは決して恵まれなかったという室生犀星
ふるさとは、遠きにありて思うもの・・・
秋の夜長、久し振りにものぐささんの世界にお会いして感動しております。。
ありがとうございます
お久しぶりでございます。
只今修行中・・・はたら木ものざえもんさんがご師匠様
何の修行中なんでしょうね!!
信州は軽井沢へ
お写真いつみても素敵で・・・
国の重要文化財「旧三笠ホテル」
「聖パウロカトリック教会」
室生犀星の別荘を改修した記念館
コスモスとススキのいけばなの写真もステキ
「ふるさとは 遠きにありて思ふもの」
「そして悲しくうたふもの」
よしや
うらぶれて異土の乞食となるとても
帰るところにあるまじや・・・
こけに黄色の落ち葉が・・・
「 さむざむとしぐれに濡れる微かなる音をたてて寂しき十月」
の感じですね。
この頃、いしころとまとさんのお写真
もの草たろう様かと間違う程・・・
お上手になられました。
又もの草たろう様の文章とお写真楽しみにしています。
只今修行中の身とか?
はたら木ものざえもんさんがご師匠様なんですね。
信州、軽井沢とは、また
働かざるもの、一生行けないようなところでございます。
室生犀星さん、、、
国語の時間にしかお会いしたことないですが、
お住いだった別荘の、
苔むした風情のなんとも寂しいこと。
「 さむざむとしぐれに濡れる
微かなる音をたてて
寂しき十月 」
着物に一枚羽織った室生犀星さんが
詩を歌っている姿が目に見えるようです。