本場韓国料理の第2弾

さて、翌日の朝の食事からの投稿となりますが・・・

 

韓国ドラマを見ていると

韓国のちょっとした田舎に行くと、坂の多い情景が多くでてきますが

向かった先も石畳に、ゆるやかな坂道が多いところ。

坂を登って・・下りていくと、やっとお目当ての店にたどり着きました。

 

 

店内の壁に貼られていた野菜の写真ですが・・・

何となく皆さん気がつきませんでしょうか？

これらの野菜の多くは、私がよくみなさんに栽培を勧めている野菜たち。

我が家の庭でも育てている愛すべき野菜たちの多くが

ここ韓国のこの店で使われているわけです。

 

出された野菜たち。皿から溢れんばかりのリーフ類に

目を奪われるばかりなり。。。

リーフレタスやサニーレタスに混じって、春菊やビーツ、えごまの葉、

スイスチャード、茹でた白菜、葉セロリ、サラダほうれん草、葉ネギなど

ものすごい種類の野菜たちです。

 

そのほかにおつまみのお皿や漬け物などがこんなにい～～～ぱい！

ただただ呆れるほどの皿の数に、朝から食欲が刺激されるばかり。

 

向こうに3枚肉を焼いているのが見えますでしょうか？

先ずはえごまに、御飯を載せ、3枚肉を載せて、秘伝味噌を掛けて

好きな野菜をこれでもか！と言うくらいいっぱい乗せて頂きます。

これは・・・いろんな野菜で包んで食べる「サムパプ」というお料理。

野菜が大好き、肉も大好きな私は

殆どの野菜と肉を食べ尽くして

満足満足で・・・朝の10時にはソウルへと戻った訳です。

 

向かった先は・・・ソウル一の宮殿　景福宮（キョンボックン）

「勤政門」

 

宮殿を守っている動物たち

左が馬で、右は白虎だそう。・・・優しい顔ですね。

 

 

守備兵士の交代式も見ることができました。

「勤政殿」

日本と違うのは両端がせり上がっている造りです。・・・

斜め右から見ると、とっても芸術的ですね。

 

中宮の屋敷「交泰殿」・・・よくドラマでは、王様が中宮の部屋「交泰殿」に

寄らずに、嬉々として側室の屋敷に籠に乗っていくシーンがでてきます。

３大悪女の１人と言われるチョン・ナンジョンを主役にした

「女人天下」の撮影は、この景福宮（キョンボックン）で行われたそうです。

又、皆さんが大好きな韓国ドラマ「大長今チャングム」

チャングムが、スラッカンで女官をしていたというのは、

 どうも史実とは違うよう。

「朝鮮王朝実録」には、数年後の中宗治世の時に

 大長今という医女の存在が実際に記載されており

それを元にチャングムの話ができたそう。

でも、中宗時代というと・・・

悪女ナンジョンが栄華を極めた頃でもあり

もしかしたら、医女チャングムとナンジョンは

 実際に宮廷内で会っていたかもしれません。

 

王様が政治を取り仕切るところ

当時の王様は朝の３時から５時に起床

それから執務をこなして、やっと眠れるのが１２時頃と

かなりの激務だったそう。

それで、食事は５食摂っていたそうですが、王様は土を踏まない存在で

いつも籠で移動していたため、かなり運動不足だったうえ・・・

仕事のストレスも加わって、還暦を迎えれた王様は２７人中、６人だけ！

王様の平均寿命は大変短かったそうです。

いくら「チューナー」と崇められても・・・

・・・王様のような人生は送りたくないですねぇ

 

王様のお母様が住まれたお屋敷、塀は高く、色彩の美しいお屋敷です。

銀杏の紅葉と色合いが対照的。

韓国でも柿の実が熟しており、カササギがついばんでおりました。

カササギ・・・カチガラス又はコウライガラスともいい、日本では佐賀県の

天然記念物と指定されていますが、朝鮮半島からの外来種と思われる。

カササギは全身が黒く、腹の部分が白い、烏ほどの大きさの鳥です。

 

 

そして昼食は、

伝統ビビンバのお店へ

 

チャプチェ・・・箸が止まりません。。。

イカのチヂミ・・・これもものすごく美味しかったです。

イカの旨味が全体に広がって、姉妹３人で、思わず

「うわ～おいしいねぇ」と感嘆の声を上げました。

 

 

ビビンバには、韓国カボチャ「マッチャンカボチャ」が入っているのが

わかりますでしょうか？

 　　　　

姉妹３人でやかんマッコリで乾杯!　　　可愛いお店の方を捕まえて。。。

マッコリが少し発酵して　　　　　　　　　　チャングムがスラッカンで着ていた衣装に

日本のマッコリとはまったく違う味。　　　似ていますね。

 

 

マッコリを頂き、気持ちもよくなったので・・・

２日目の夕飯と、驚くほど豊かな韓国の食材については

・・・次回、本場韓国料理の第３弾に続きます～～