社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

投資について(素人ほど儲けを狙うのだろうか)

2013-05-01 19:58:05 | セカンドライフ

再び投資詐欺事件『米MRI:顧客資産1300億円消失か』3月・4月、新しい証券会社で高分配率の投資信託を試したに続き、投資の話だ。私の今の一番の投資は外貨預金でも株でもない。もちろんFXや不動産投資でもない。それらを全て経験した上での結論ではないが、一番確実に、且つ効率よく投資すると言う意味ではこれはまず間違っていないと勝手に思っている。

しかし、最近TVやネットで人気があるのは、株式への投資だ。むしろマスコミが煽っている気もするが・・・。

しかし、既に株取引をされている方も身近な所にいる。会社の雑談コーナでこの手の話を聞いたのは実は10年前からだが、この時は余り気にする事はなかった。しかし最近気にするのは、およそ株など考えられない方も株への投資をされているからだ。

確かに、知り合いの証券会社の営業マンから、『中国を除けば、何でも良い』との話を聞いた。これは正解なのだろうか?本当に株で儲かるのか?確かに株で儲かった人もいるだろう。しかしよく考えると、私には異常でないか言う気がする。

この手の各種セミナーには、高齢者だけではなく、サラリーマンや主婦の方の参加も多い。非常に盛況との事だ。

さて、私の同僚にも同じ方がいた。雑談コーナーで話すると携帯電話で、株価をチェックされていた。なぜ株なのだろうか?この方も上がった下がったで一喜一憂されている。

この方は、資金100万円ぐらいで株を購入。その株が倍になるのを狙っておられるようだ。100万円で200万円を儲ける。手数料や税金を払っても残り80万円ぐらいは残る。これを自分の小遣いにスルことを考えておられるようだ。

同じ考えの方も多いのだろう。株のキャピタルゲイン狙い。そう投資ではなく、投機だ。従ってかなりのリスクも多い。買うのは簡単。しかし売るのは難しい。なんせ倍を狙っているのだから。

既に大半の株は上がっている。もちろんまだ上がるかも知れないが、その保証はない。買った株が2倍になるのは今では非常に難しいが、そのリスクの方をとられるようだ。本当の投機家は、株が安い時に購入している。電力株、PanasonicやSONY、Sharp株等も上がっている。真っ赤で民主党政権の時に購入していれば、大儲けできたはずだが・・・。しかしその時には誰も購入していない。普通の人は。

私の同僚の方、いや先輩だが、既に定年を過ぎた再雇用の方だ。過去にもJALで失敗した経験もあるようだ。携帯もちろんガラケーでチェックしながら、野村でコールセンターに電話して売買している。相談する営業マンもいないとの事。なぜそれなら野村を使っているのだろうか?ネット証券の方が手数料も安いし、そもそも売り買い時期も商品も、自分で決めているのなら、ネットで売買すれば良いと思うのだが・・・。それでもガラケーで電話されている。

しかもなぜ2倍でないと売らないと言う判断なのだろうか?非常に危険だ。しかも、なけなしではないが、成功経験もなく、株で倍を儲けるのはそれこそ博打だ。しかしその夢を追いたくなる気持ちは分からないでもないが・・・。しかし一回の売買で数万円を儲けると言う発想はどうも無いらしい。数万円ずつ少しづつ儲ければ良いではないか?と言う発想はない。

これは、株も投資信託や外貨預金でもそうだが、短期間で数十万円儲けた経験があれば理解はできる。しかし逆を言えば、短期間で大きな損もする事を意味するのだが・・・。


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