社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

フルートの練習場所は玄関脇のウォークインクローゼット

2015-01-28 00:29:00 | 趣味(楽器、音楽)

ヤマハのミュージックレッスンでフルートの個人レッスンを今年から受ける事にした。そして今月既に3回レッスンを受けた。レッスンを始める前は30分と言う時間は少し短い?月3回も少し少ない?かなと思っていたが、3回受けた経験からすると、むしろこれで十分だという気がしている。

つまり、30分間連続でフルートがまだ吹けない。いや力一杯吹くと、5分ぐらいで頭がくらくらする。酸欠状態になるので直ぐ椅子に座る事になる。従って最初は殆ど雑談で終えた。二回目は一生懸命レッスンを受けたが、殆どフルートを吹いてはいない。紙を目の前に垂らしの吹き方の訓練方法や腹式呼吸の練習だった。3回目も主は雑談となった。

練習が終わり次の練習までがあっと言う間に来るので、休みの日が心配で、練習するのが気になる。練習しないであっという間に次がくるようなプレッシャーだ。1回休みが入るのがちょうど良い。

と言う事で、個人のレッスン時間が30分で月3回と言うのは今の所、ベストな状況な気がしている。

さて、この月3回の30分を有効にする為には、家でのレッスンが非常に重要だ。

もともとヤマハのミュージックレッスンを受けるのにフルートを選んだのは理由があった。私が持っている楽器はアコースティックギター、クラシックギター、アルトサックス、フルートだ。この内独学でやれそうなのはアコースティックギターとクラシックギターだ(と勝手に判断した)。アルトサックスも持ってはいたが、ネット販売の中国製の安物だ。ヤマハのスクールでは流石に恥ずかしい。それに勘違いだったが、グループレッスンを想定していたので、更に恥ずかしいと勝手に思っていた。

フルートは初心者用で、少し古いが、YAMAHAのYFL-211SIIとそれなりの楽器を持っていた。中古ながら・・・。これならおそらく先生も他の生徒も何も言えないだろうとこれも勝手に思った。

家での練習で、約1か月で音が出るようになった。そして家の洗面台の所で鏡を見ながら練習していたが、それほど音については気にならなかった。そう夜に練習しても。娘や奥様が少しうるさいと言ってはいたが・・・。

先生のわずか3回のレッスンで、まともに音が出るようになった。するとかなりうるさい。フルートでも、サックスほどではないが、かなり音が出る事がわかった。

こうなると同じ部屋つまりリビングでは流石に練習できない。以前と同じに洗面所でもかなり音が漏れる。夜中では、二階にも響き、練習する事はできない。外に漏れているのかも心配だ。

と言う事で、防音室を家に設置する事を検討する事にした。簡易の防音室を含めて・・・。

ネットで話題になっていただんぼっちの超低価格と自分で組み立てられる事に感心しながら、YAMAHAの防音室のレンタルも含めて検討した。

奥様はYAMAHAの防音室に決めていたようだが、実際に設置するとなるとその料金より、場所の問題が発生した。設置するには、まず設置する部屋の整理をしなければならない。エアコンをつけるのであれば、1.5畳以上の広さが必要だ(YAMAHAの場合)。その場所を作るには、まず整理をしなければ・・・

整理をしている暇はない。レッスンが迫っている中で、再び洗面所でフルートの練習を始めた私に、奥様がふと言った。外で音がどれだけ漏れるか聞くからトイレで吹いてみてと・・・。

すると、廊下にはかなり音が漏れるが、リビングにはそれほどでもない。玄関の前には音が漏れるが、問題ではない。窓が二つあり、その窓から音が漏れるが、外はお店の駐車場であり、殆ど問題がない。

更に、奥様曰く、玄関に設置されているウォークインクローゼットで吹いてみて!と

私はエー!ウォークインクローゼットでは服がかかっていて無理だよ!と言ったが奥様はとりあえず使わない服をすぐ2回のクローゼットへ持って行って、スペースを確保した。そして実際に吹いてみると・・・・

廊下にはかなり響く。リビングには殆ど響かない。玄関の前には響くが、まったく問題はない。北側の換気扇の所に音が漏れるが、殆ど問題ではなさそう。つまり駐車場でもあり、音が漏れても誰もいない。しかし当家の2階には響くので奥さまや娘が寝た後は練習できない。しかしそれ以外は全く自由なスペースがある事がわかった。

十分な広さではない。服が掛かっている。きれいではない。しかし、家の周りや家族を気にせず、フルートを吹ける場所が確保できたのは、余りにも大きい。

奥様と防音室の値段40万円?50万円?エアコン付きならどうなるだろうか?と相談していたが、玄関脇のウォークインクローゼットを利用する事でとりあえずフルートの練習場を確保した。ウォークインクローゼットの中の服やその他の物を別の場所に移すのに必要な物、たとえば、納屋等を購入するなら、その方が圧倒的に安い!

DSC_0053 右側の鏡の奥がウォークインクローゼットだ。正面は靴箱。
DSC_0047 ウォークインクローゼットの中。両サイドにハンガーで服がつってあるが、これを片づければ、なんとかスペースが確保できそうだ。

工具や雑貨がいろいろ置いてあるが、それでも楽譜立を置いて、フルートを吹けるスペースが十分ある。

とても楽器を練習する場所とは思わるないが・・・。

服や雑貨がむしろ音を吸収するようだ???
DSC_0048 ウォークインクローゼットの天井には換気扇が設置されている。

換気からの音漏れを防止する為に、お菓子の箱を無理やりガムテープで設置してみた。
DSC_0062 ウォークインクローゼットの外側には換気扇の出口が設置されている。

上の換気扇の出口を塞いで音がどうなるかを計測したが、結論は殆ど塞ぐ意味はなかった。そう、換気扇からの音漏れは殆どなかったからだ。

と言う結論に達した。私が奥様に、フルートは立って演奏するから、ウォークインクローゼットでも大丈夫だけど、アコギは無理かなと言うと、そんな事はないよ!椅子も十分おけるよ!と言われた???

当家の楽器の練習場所は、玄関のウォークインクローゼットとなった・・・


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
コメントありがとうございます。 (本ブログ管理者(shiisan_2007))
2019-01-09 11:31:24
フルートの練習を始めて半年程は、このウォークインクローゼットで練習しました。が冬は寒く、夏は暑く、汗まみれで、その後は結局、お風呂脇の洗面室かリビングで何の防音対策もせずに練習するようになりました。ある程度音がきれいに出るようになると、娘や奥様もあまり文句を言わなくなりました。流石に夜中の練習はできませんが。既にフルートを初めて4年経ちますが、今だ継続して練習しています。
返信する
楽器の練習にまつわる防音室について (はな子)
2018-10-10 02:01:25
もう随分前の記事なのでもうお気づきにならないかもしれませんが、私もクローゼットを楽器練習場所にしており思わずコメントをしてしまいました。

大人になってからバイオリンをはじめたものの練習する環境がなく、自作防音室の設計図を作り材料まで調べたものの鉛シートの廃棄を考え断念したり、賃貸なので耐荷重が心配でヤマハの防音室を断念したりで…
結局ウォークインクローゼットでミュートをつけ階下に漏れてないか怯えながら練習しています。
スタジオでのびのび弾いたり工夫しながらやってますが、服に囲まれてなかなか上手くならない音色に何をやっているのだろうとふと思う事もありますが、なんだか読んでいて励みになりました!
返信する

コメントを投稿