私の読書は、東野圭吾氏と宮部みゆき氏に集中している。この二人以外ではなかなか面白いと言う作家を余り見いだせていない。もちろん池井戸潤氏や、百田尚樹氏の作品も面白いが、この二人は作品数が少なく、次の作品を期待してはいるのだが・・・。
新しい作品或いは作家を見つけようとふと目にとめた作品が、この『武士道シックスティーン』だった。単にハードカバーの色が赤色で目立ったいたからかもしれないが。
さて、この誉田哲也氏だが、以前氏の『インビジブルレイン』を読んだ。そして余りにシンドイ作品なので以後、氏の作品は読んでいなかった。氏はハードボイルドが主だと思っていたが、このような軽い作品もあるのかと読み進めると、表現が多少独特ではあるが、なかなかおもしろくて、あっと言う間に読めてしまった。『インビジブルレイン』などと異なり、相当軽い。そして楽しく読める作品だ。
2010年に映画化されているので、また私がこの作品を解説する必要もないだろう。
書 籍:『武士道シックスティーン』 | |
痛快・青春 エンターティンメント、 正面打ち一本! 待望の映画化! 主演成海璃子 北乃きい | 「ようするにチャンバラダンスなんだよ、お前の剣道は」 剣道エリート、剛の香織 「兵法がどうたらこうたら。時代錯誤もいいとこだっつーの」日舞から転身、柔の早苗 相反するふたりが出会ったーー |
そして剣道と言うめずらしい題材をテーマにしたど女性版根性スポーツ青春作品だ。私は柔道、空手、少林寺、太極拳と経験があるが、剣道だけは全く経験がない。それだけに、この作品の中で剣道に関して色々説明されている事が武道としてとらえるとなかなか面白い。
と言う事で、早速続編も読む事にした。
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