SHIKIBUさんのブログ 別館

iPhoneアプリ開発者のSHIKIBUさんが、歴史・文化・オカルトその他の雑学をいろいろ呟きます

携帯電話・スマートフォンは本当に我々の生活を豊かにしたか?

2017-07-02 17:53:19 | IT雑記

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  iPhone用ゲームアプリ(iOS6.0以上)

(担当S)


 昔読んだ何かの本で文豪・夏目漱石が「汽車がなかった頃は”遠い所”に日帰りで仕事に行くなんて事はなかったのに、汽車が出来てからと言うもの”遠い所”にも日帰りで仕事に行く事が多くなり、生活に時間的な余裕がなくなった」と言う趣旨の事を呟いているのを見た事があります。
 「」内にある”遠い所”が何処なのか、漱石は具体的な地名を挙げていたのですが、だいぶ昔に読んだ本なので、それが何処だったのかは忘れてしまいました。
 漱石が言わんとしている事は、最新技術は確かに便利なものではあるけれど、便利になった分、余計な仕事も生み出してしまっているので、それを本当に便利なものと言っていいのか?と言う疑問であり指摘です。
 汽車が日本に現れた最初の頃は、それまでの徒歩による移動くらべて画期的に速く移動できる様になったので「今まで半日も掛かってた所にでも汽車なら一時間でいける。これなら余った時間は遊んでいられるぞ!」とはしゃぐ人も多かったのですが、実際に汽車による移動が一般的になると、一昔前なら仕事の依頼がくるなんて考えてもみなかった遠い所からでも仕事がたくさん舞い込む様になり、かえって時間的余裕がなくなってしまいました。
 それでも歩合制の仕事だったら我慢できますが、昔も固定給で働いている人は大勢いましたから、そう言う人は賃金は増えないの仕事だけが増えてしまったので堪ったものではありません。
 こう言う状況を鑑みて、漱石は文明の利器を果たして本当に利器と言ってもいいものか?と疑問に感じたわけです。
 夏目漱石が生きた明治時代の最新技術は汽車でしたが、明治の汽車に匹敵する(あるいは状況的に似ている)現代の最新技術には何があるでしょうか?
 私は携帯電話・スマートフォンが、明治の汽車に匹敵するものではないかと思っています。
 携帯電話・スマートフォンが普及してからと言うもの、お風呂に入っていようがトイレで用を足していようが(下品な表現でスンマセン!)電話がなったらすぐに取らないといけなくなりましたが(すぐに電話を取らないと怒り出す人とか結構いますからねぇ…)、昔はそんな事はありませんでした。
 固定電話が主流だった頃は、例えば自宅に電話がかかってきたとしても、携帯電話・スマートフォンとは異なり自分が自宅にいなければ電話に出れないわけですから、電話を掛けてきた相手もそう言う可能性をちゃんと考慮に入れて電話を掛けてきてました。
 今みたいに「なんで電話にでぇへんのや!」なんて怒り出す人はまずいませんでしたし、電話に出る・出ないがトラブルの元になるような事も当然ありませんでした。
 巷で話題になっている、宅急便が再配達を有料にしようと検討している問題も、元を正せば携帯電話・スマートフォンの存在が大きな原因になっているのではないかと思っています。
 ご存知の方も多いと思いますが、宅急便の不在票には配達している配達員の携帯電話の番号が記載されていますが、これは当然、お客さんが配達員へ直接電話して再配達の要請ができる事を意味しています。
 こう言う配達というのは配達員が自主的に探し出した”効率的な”ルートというのあるのですが、もし一度にあっちこっちから再配達の電話が配達員の元へかかってくると、さっき通った所へまた戻ったりと折角の”効率的な”配達ルートが効率的でもなんでもなくなってしまうので、配達員にはかなりの負荷がかかります。
 これも携帯電話・スマートフォンが普及する前なら、再配達の要請をしたい場合でも運送会社に電話するしか方法がなかったので、電話を受けた係りの人に「まだドライバー(配達員)が戻って来てないんですわ。いつ戻ってくるかも、ちょっとわかりませんのでねぇ…」と言われたら、そこで話は終わりでした。
 こう言う風に言われたら大抵の場合は「それじゃ明日でいいんで、明日の◯◯時頃にまた配達に来てください」って言って電話を切っていました。しかし今は携帯電話・スマートフォンがあるのでそう言う話の展開にはなりません。恐らく殆どの人が「遅くてもいいから、今日中に持ってきてください」と電話で配達員にお願いしていると思います。
 携帯電話・スマートフォンの普及によりそう言うお願いが劇的に増えてしまった結果、配達員の負荷が過大になり過ぎて、ブラック企業が多いといわれる運送会社ですら見るに見かねて再配達の有料化を検討(※1)をしだしたのではないかと、私は勝手に想像しています。
 ※1、全く別の理由として先日、運送会社の過重労働の未払い給料の問題(結局、未払い給料の支払いで合意)が報道されていましたので、その金策として再配達の有料化を検討しているのではないかとも推測されます。
 もし本当にそうだったら、携帯電話・スマートフォンのお陰で再配達のスピードアップが果たされて生活がまた少し便利にはなりましたが、荷物の送料は実質的に値上がりした事になってる訳ですから(※現段階では、再配達の有料化は実施されてません)、これを単純に生活が豊かになったと言っていいのか疑問が残ります。
 別に運送会社の配達員でなくても、これと似たような経験は多くの人が仕事や私生活でしているのではないでしょうか。例えば何処かへ出かけようと家や職場を離れたら「悪いけど、今すぐ戻って来て」と電話が掛かってきたり、全然立ち寄るつもりが無かった所から電話が掛かってきて「悪いけど◯◯を今日中に持ってきてくれへんかな」って言われたり、そう言う事は誰でも日常的に経験していると思います。
 と、散々、携帯電話・スマートフォンのアカン所だけを抜粋して話を進めてきましたが、マスコミ関係者や芸能人のようなやたらと移動の多い仕事では、いつでも何処でも繋がる携帯電話・スマートフォンの登場によって劇的に仕事がやりやすくなったと言う話も聞くので、そういうプラスの面がある事は素直に認めます。
 しかし普通の一般人の場合には便利さよりも、知らず知らずのうちに携帯電話・スマートフォンに振り回されてしまっているケースが結構あるのではないかと思います。
 無邪気に「携帯電話(スマートフォン)はいつでも何処でも相手に電話を掛ける事(あるいはSNSの発信)ができるから便利や(ハート)」と喜んでいる人が世の中には大勢いると思いますが、喜んでいる本人が気がついてないだけで携帯電話・スマートフォンのせいで増えてしまった余計な仕事は、きっと沢山あるはずです。
 

 
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 5月1日よりAppStoreから配信となりました、カラフルなサイコロが印象的なアクションパズルゲーム「ダイスポップ」。
 ゲームのジャンル的には落ちもの系ゲーム(いわゆる、落ちげー)になります。
 指一本で遊べるとても簡単な操作性ながら、ぷよぷよの様な「連鎖反応消し」等のテクニックも使えます。
 興味のある方は下記のリンクからどうぞ。



 [gooブログ] 携帯電話・スマートフォンは本当に我々の生活を豊かにしたか?
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アップデート申請したiPhoneアプリが「ガイドライン1.1 不快なコンテンツ」でリジェクトされた件(5)

2017-07-02 17:52:42 | IT雑記

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  iPhone用ゲームアプリ(iOS6.0以上)

(担当S)

 


 前回までの話は、我がSHIKIBUオートメーションが作ったiPhone用ゲームアプリ「ハゲにハンマー!」が、アップデート申請で却下(リジェクト)され、審査に合格すべくアプリを改善・改造し何度も再審査に挑戦するもことごとく却下(リジェクト)されたと言う話をしましたが、今回もその話の続きです。
 性懲りも無くこの「リジェクトシリーズ」(って勝手に名前をつけてますが…)を続ける理由ですが、それは私、担当Sが却下(リジェクト)に至った経緯をブログで紹介しすれば、おなじような事で困っている人たちがこの記事を参考にして、少しくらいは救われるのではないかと思っているからです(って言いながら、殆ど役に立たない情報の寄せ集めかもしれませんが…)。
 ここでちょっと、前回までの話のおさらいをさせて頂きます。まず、この記事の話題の中心であるハゲにハンマー!」と言うアプリがどうしてアップデート申請で却下(リジェクト)されてしまったかと言うと、このアプリは"ハゲ"の人をハンマーで殴ると言う確かに不謹慎に思われても仕方のない内容のゲームアプリだったので、アップル社からも「”ハゲ”の人に対して表現が暴力的だ!」だと判断されてしまったからです。
 で、色々と紆余曲折があり、この「ハゲにハンマー!」と言うアプリから「"ハゲ"の人への暴力的表現」だと思われる箇所を全て取り除き、その取り除いた奴を今度は全くの別のアプリとしてアップル社に対して新たに申請してみました…と言うのが前回までのお話です。
 と、前置きが少し長くなってしまいましたが、前回お話しした、その全くの別のアプリ(※ゲームのシステムは全く同一)として申請した新アプリはなんとか無事に審査をパスして、既に6月21日からその名も「イモとタマゴ!!」と言う名前でAppStore / iTunesStoreより公開済みです。
 ちょっと唐突になりますが、下の画像をご覧ください。
 下の画像は、アップル社に何度も却下(リジェクト)を食らってしまった「ハゲにハンマー!」と言うアプリの画像(左)と、このたび新たにリリースした「イモとタマゴ!!」と言うアプリの画像(右)を横に繋げて並べたものです。
イメージ 2
 背景の画像の違いとかキャラクターの違いとかがありますが、ぶっちゃけ中身は全く一緒のアプリです(笑)。
 基本的なゲームのシステムは全く弄らずに、左側の画像のハゲにハンマー!」と言うアプリから人間を彷彿させるキャラクターを全て取り除いて全く違うキャラクターに変更し、このたび新アプリとしてリリースしたのが右側の画像のイモとタマゴ!!」と言う名のアプリなのです。
 「ハゲにハンマー!」は確かに人間のキャラクター(と言っても、かなり抽象化・簡略化されてますが…)をハンマーで殴る描写があるので暴力的だと言われたら暴力的ですが、ぶっちゃけ世の中にはこんなしょうもないアプリとは比較にならないほど暴力的で残酷な表現を採用しているゲームアプリは星の数ほど存在します。
 なのにアップル社がこの「ハゲにハンマー!」と言うアプリを「暴力的だ!」として却下(リジェクト)したのは、表現が暴力的な事に加えて"ハゲ"のキャラクターをハンマーで殴る描写が「特定の身体的特徴(つまり”ハゲ”の事)をした人たち対して攻撃的」だと(つまり差別的だと)判断したからです。
 実はそう言う風に指摘されてしまうんじゃないかと思い、ゲームに登場するキャラクターを極端に抽象化・簡略化して描いてそう言う指摘を受けない様に最大限の努力は払っていたのですが、残念ながらそう言う対策を講じてもアップル社の目から見たら「暴力的」なアプリに写ってしまったようです。
 ここで一つ私が非常に気に入らないなぁと感じているのが、ハゲにハンマー!」と言うアプリを最初にアップル社に申請した時は、何事も無かった様に審査合格にしておきながら、その僅か二日後に行ったアップデート申請では「お前のアプリは暴力的やから認められん!」と却下(リジェクト)されてしまった事です。
 別に「アップル社としては認められない!ダメなモノはダメ!」と言い出すのはいいんです。アプリ開発者はアップル社の言う事に対しては素直に従うと言う誓約をしてますから。しかし「ダメ!」だと言う事を、どうして後から(※アップデート申請の時の審査と言う意味)言うのではなく、初回審査の時に言わなかった(※却下(リジェクト)と言う意味です)のか、その点については大いに不満を感じます。
 アップル社がダメだと言えばこちらは幾らでもアプリに手直しを入れますし、「折角、俺たちが開発したアプリを却下(リジェクト)しやがって!」なんて言う気持ちも全く湧いてきませんが、コロコロ審査基準が変わるのだけは勘弁して欲しいですし正直イライラします。
 少し話が逸れますが、あなたの身近な所に昨日はOKだと言ってたのに今日になってから突然ダメだと怒り出して、昨日自分がOKを出してた事をすっかり忘れているような困った人が一人や二人はいませんか?アップル社のやってる事は、正にこの困った人と殆ど変わらないような事をやってます。と言うか、全く一緒です。
 「ハゲにハンマー!」の場合、アップル社の言い分を聞き入れて「暴力的」な要素や「特定の身体的特徴(つまり”ハゲ”の事)をした人たち対して攻撃的」な要素をアプリから消し去ろうとすれば、キャラクターを全て変更するしか他に手がなく、しかしそれをやってしまうとハゲにハンマー!」と言うゲームタイトルなのに”ハゲ”のキャラクターが全く出てこない殆ど別物のアプリになってしまいます。
 ちょっと大袈裟かもしれませんが「マリオの〇〇」と言うタイトルがついてるゲームアプリでマリオが全く出てこなかったら、大抵の子供は不満を口にすると思いますが、それと同じ様な事をやれとアップル社は言っているのです(そんな事を言ってるつもりは無いのかもしれませんが、残念ながら私にはそう言う解釈しかできません)。
 一番最初の審査の時に「ダメ!」と言ってくれれば、ゲームタイトルもキャラクターも全く別のアプリに変えて申請できたのに、リリースした後に「ダメ!」って言われると、そう言う事もできません。
 こんなしょうもないゲームアプリだとは言え、コロコロ変わるアップル社の審査基準に対しては流石の私もカチンと来たので、キャラクターを総取っ替えしたバージョンをアップデートとしてでは無く全くの別アプリとして申請したのが、今回新たにリリースしたのが「イモとタマゴ!!」と言うアプリと言う訳です。
 「暴力的」でも特定の身体的特徴(つまり”ハゲ”の事)をした人たち対して攻撃的」でもなくなったので、今度はすんなり審査に合格してもよさそうですが、しかし、このアプリについてもアップル社はすんなりと合格させてはくれませんでした。
 ちょっとだけ話が逸れますが、関西人は思いもよらない指摘を受けると「明後日の方角から何かいわれたで!」と口にしますが、まさにこの「明後日の方角」からの指摘をイモとタマゴ!!」の審査の時にアップル社から受けてしまいました。
  口で説明するよりもアップル社から問題点として指摘を受けた箇所を実際に見てもらったほうが早いと思うので、まずは下の画像をご覧ください。
イメージ 3
 この画像の上側「Before」が最初にアップル社に提出したAppSotre / iTUnesStore表示用のスクリーンショットで下側「After」が審査で合格を頂いたスクリーンショットです。
 上側「Before」のスクリーンショットは知ってる人ならすぐにピンと来ると思いますが、某ニコニコ動画の真似です(笑)。
 某ニコニコ動画を見ている時に横に流れるコメントテロップにそっくりモノの中に、ゲームの特徴(と言うか罵詈雑言)を書き込んでユーザーに紹介しています。
 なんとこのニコニコ動画風のコメントテロップが、アップル社の審査担当員の逆鱗に触れてしまい(って、かなりオーバーに書いてますが…)、一番最初の審査では却下(リジェクト)を食らってしまいました。
 その却下(リジェクト)理由がふるっていて「このゲームにユーザーからのコメントなんて表示されないのに、こう言う訳のわからないスクリーンショットは使わないで下さい」と言う意味合いがこもった英文のメッセージをご丁寧に私の手元に送りつけてきました。
 正直に言うと、この送られてきたメッセージを読んだ時、私は腰を抜かす程に驚きました。「なんて頭が堅くて融通の効かん審査担当員なんや」と…
 アップル社の規定ではアプリの実態とかけ離れたスクリーンショットの提出と使用を禁止していますし、私もこの規定は知っています。
 それは過去に人気ゲームアプリ「マインクラフト」にそっくりなスクリーンショットを使用した詐欺アプリ(有料)がAppStore / iTunesStoreで出回った苦い経験がある為で、その一件が起こって以来、新しくリリースする予定があるアプリのスクリーンショットを一枚一枚アップル社が事前にチェックして、そのアプリの実態とかけ離れたスクリーンショットが使用されてれば却下(リジェクト)するようになりました。
 しかし上側「Before」の某ニコニコ動画風のコメントテロップが入ったスクリーンショットを見て「AppStore(iTUnesStore)で見たスクリーンショットではゲームの画面にコメントが表示されていたのに、実際にDL(ダウンロード)したらコメントなんて表示されないじゃないか!」なんて勘違いするユーザーは恐らく一人もいないと思います。
 某ニコニコ動画を知らない人でも、このスクリーンショットに描かれているテロップコメントを見たら、後から画像の上に書き込んだものであろう事はだいたい分かると思います。
 この記事で話題にしているハゲにハンマー!」や、その前作である「木寸田だ!」と言うゲームアプリでは某ニコニコ動画風のスクリーンショットを作ってアップル社に提出しましたが、その時には特に何も言われませんでした。
 しかし今回は「このゲームにユーザーからのコメントなんて表示されないのに…(以下省略」と言う理由で、見事却下(リジェクト)を食らってしまいました。
 たまたま運悪く頭の堅い審査担当員に当たっただけなのかもしれませんが、それにしてもこんな理由で却下(リジェクト)を食らうとは…
 と、ここで私からのささやかな提案ですが、アップル社としてはこう言うスクリーンショットは認めていないそうなので、もしAppStore / iTunesStore提出用のスクリーンショットに某ニコニコ動画風のテロップコメントを入れてみよう考えている方がおられたら、今すぐその考え方を改める、あるいは本当にアプリ上で某ニコニコ動画風テロップコメントが表示されるように改造して下さい(笑)。
 今回の話はこれで終わりにしますが、前回、却下(リジェクト)されたままアップデート申請にストップがかかっていた「ハゲにハンマー!」については、結局今回は何も進展がなかったので、またなにか進展がありましたら、このブログでご報告したいと思います。
  
 
 
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 5月1日よりAppStoreから配信となりました、カラフルなサイコロが印象的なアクションパズルゲーム「ダイスポップ」。
 ゲームのジャンル的には落ちもの系ゲーム(いわゆる、落ちげー)になります。
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 興味のある方は下記のリンクからどうぞ。



 [gooブログ] アップデート申請したiPhoneアプリが「ガイドライン1.1 不快なコンテンツ」でリジェクトされた件(5)
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アップル製品の「開封の儀」を自分のブログに上げない方がいいと思う決定的な理由

2017-07-02 17:51:05 | IT雑記

1812

  iPhone用ゲームアプリ(iOS6.0以上)

(担当S)


 前回の記事で『アップル製品の「開封の儀」』が何であるのかを説明して、それがいかに下らない行為であるのかを私個人の主観的意見をかなり交えながら記事を書きましたが、今回の記事は「開封の儀」を自分のブログに上げている人に対して「いますぐやめろ!でないとアナタのブログは●●●●●を受けるぞ!」とストップをかける、ちょっと過激な内容になってます。
 「」内で伏字にした●●●●●の部分は、すぐにタネ明かしをせずにこれから少しずつ説明していきますが、まず言えるのが「開封の儀」はいわゆる「日記ブログ」と同等のものとみなされてしまう恐れがある事です。
 「日記ブログ」とは、例えば下記の内容のようなブログの事です。


  タイトル:どうしよう・・・
  
  もう💢最悪💢おでこにニキビできちゃった💢💢💢

  でも昨日サトシとサイゼでまったりしたから

  もう今わたしの人生の中で最高にしあわせすぎるwww

  来週にテストとかムリ、もう学校いくのヤダヽ(o'ω'o)ノ


 と言う感じのブログです(汗)。
 こういうブログは、たまに訪問者が訪れても
「サトシって誰やねん!」
「話がバラバラすぎるやろ!」
「動物の写真関係ないやろ!」
とツッコミを入れられてしまい、おそらく3秒以内には
「知らんがな!」
と言う声とともにそっ閉じされるか、あるいはブラウザーバックのボタンを押されてしまう運命にあります。
 辛口かもしれませんが、この手のブログは存在している事自体が無意味なブログです。
 こう言う事を書くと「自分のブログに何を書こうか自由じゃないか!」と言われる方が大勢いると思いますが、実はこの手の「日記ブログ」はGoogleなどの検索エンジンのアルゴリズム(※別名、人工知能)から「コンテンツとして低品質だ」と言う評価を受けてしまい、どんどんハミ子(仲間はずれ)にされてしまう恐れがあります。
 検索エンジンはユーザーにとってなるべく有益性の高い情報やコンテンツが検索順位の前に来る様に検索をかけるので、こう言う第三者に対して何の有益な情報をもたらさない「日記ブログ」は検索順位の最後尾の方に回されてしまう運命にあります。
 人気芸能人が書く「日記ブログ」がかなりのアクセス数を稼いでいるので、自分も真似して「日記ブログ」を書く人が大勢いますが、芸能人が書く「日記ブログ」の場合、その芸能人自身に既に大勢のファンが付いているので、ブログの内容がどんなにツマラナイものであっても沢山の訪問者が毎日訪れます。
 ですが無名の一般人が同じ事をした所で、アクセス数を稼げるはずがありません。
 「自分はアクセス数を稼ぐ為にブログを書いているんじゃない!」って反論する人がいるかもしれませんが、訪問者が殆んどいないブログに何かを書く行為は、PCやスマホの「メモ帳」機能(※当然、読者は自分一人だけ)に自分の日記や意見を書くのとなんら変わりません。
 と、散々「日記ブログ」をこき下ろしてきましたが、実は芸能人でもなんでもない人が書いている「日記ブログ」でもかなりのアクセス数を稼いでいるケースが存在します。
 それはどんな「日記ブログ」かと言うと、自分のペットを写真付きで紹介しているブログなどです。
 ペットなどの動物には人間の心を癒す作用があり、YouTubeなどの動画サイトでも動物の動画は常に1位か2位の人気を誇っています。
 こう言うブログは非常に需要が高く、そして人気も安定しています。
 その他の「日記ブログ」で人気があるものに、どんなモノがあるかと言うと…

 ・自分の孫や子供(※ただし小学校に上がる前の幼児限定)を写真付きで紹介しているブログ
 ・他者から見てもとても個性的に見える家族の一員を、笑える文章で紹介しているブログ
 ・長期の海外旅行や海外在住で経験した、少し危険だけど笑える体験談を日記として紹介しているブログ

…などです。
 ここで重要なのは「第三者から見ても面白い」かです。
 笑えて癒されるものは洋の東西を問わず人気があり、多くの人から「これは面白いコンテンツだ!」と言う評価を受ける可能性が非常に高いです。こういうツボを押さえた「日記ブログ」ならGoogleなどの検索エンジンからも「コンテンツとして低品質だ」と言う評価を受ける恐れは殆んどないでしょう。
 じゃぁ「開封の儀」を紹介しているブログはどうかと言うと、残念ながら存在している事自体が無意味な方の「日記ブログ」と特徴と内容が酷似している為に、低品質であるとの評価をGoogleなどの検索エンジンから受ける恐れがあり、そうなった場合は検索順位の最後尾に回されてしまいます。
 そもそも世間の大半の人は、赤の他人が持ってるアップル製品の開封の様子になんか、なんの何の興味も持ってません。
 この記事の最初の方で●で伏字をした箇所がありましたけど、この●の伏字をした箇所に入る単語は、実は「低品質評価」が正解です。
 誰からの「低品質評価」かと言うと、それはもちろんGoogleなどの検索エンジンからの評価です。
 一度「低品質評価」(※スパムとも言う)を受けたら、自分のブログがGoogleなどの検索エンジンでヒットする事が殆んどなくなってしまうので、ブログがブログとして機能しなくなります。
 よく『アップル製品の「開封の儀」』を嬉々として「MacBookPro開封の儀ʕ•̫͡•ʔ♬✧」なんて感じでブログに上げている人を見かけますけど、自分のブログが「低品質評価」を受けたくなかったら、今すぐやめるべきでしょう。
 ブログは大抵の場合、自分以外の誰かに読んでもらいたくて書いていると思いますが、余りに自己満足的・自己顕示欲的な事ばかりを書いてると検索エンジンから「お前のブログ、低品質評価な!」と言われてしまい検索順位の最後尾に回されてしまうので、ブログを使った自己満足すら満足に果たせなくなる恐れがあります。 
 
 
 
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 5月1日よりAppStoreから配信となりました、カラフルなサイコロが印象的なアクションパズルゲーム「ダイスポップ」。
 ゲームのジャンル的には落ちもの系ゲーム(いわゆる、落ちげー)になります。
 指一本で遊べるとても簡単な操作性ながら、ぷよぷよの様な「連鎖反応消し」等のテクニックも使えます。
 興味のある方は下記のリンクからどうぞ。



 [gooブログ] アップル製品の「開封の儀」を自分のブログに上げない方がいいと思う決定的な理由
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アップルウォッチが全くダメだと思う幾つかの理由

2017-07-02 17:50:15 | IT雑記

4627

  iPhone用ゲームアプリ(iOS6.0以上)

(担当S)

 この「IT雑記」はアップル社やアップル製品に対して、毎回かなり辛口な事を書いていますけど、今回は特に辛口です(笑)。なのでアップル製品のファンの方はこのままブラウザーバックして元いた場所に戻る事を強くオススメします。
 で、これから本題に入りますけど、鳴り物入りで登場した「アップルウォッチ(と、その後継機種であるアップルウォッチ2)」が当初の予想よりも売れなくてアップル社が頭を抱えていると言う記事をネット上の至る所で見かけますが、ぶっちゃけ毎日充電が必要な腕時計に需要なんてあるのかと(爆)。
 最新機種の「アップルウォッチ2」の一番安いモデルは定価27,800円ですが、この価格設定だったら実売価格がほぼ同等なカシオのG-SHOCKに多くのユーザーが流れてしまうと思います。
 もちろんアップルウォッチにはG-SHOCKにはないモバイル端末としての機能が備わっている訳ですが、それらの機能の多くは実はiPhoneを一緒に持ち歩かないと動作しないので、それなら「iPhoneだけ持ち歩けばエエやん」と言う当然の結論に多くのユーザーがたどり着いてしまいます。
 実は昔から腕時計型のモバイル端末と言うのは存在するのですが、それらの殆どが商業的に失敗し姿を消しています。ソフトバンクに買収される前の旧ウィルコム(現Y!モバイル)も腕時計型のPHS(※省電力タイプの携帯電話の事)を試作して何かの展示会で発表してましたが、売れないと思ったのか販売には至っていません。
 だいたい腕時計サイズのPHSなり携帯電話・スマホが存在したとしても、余りにサイズが小さいために操作性が極端に悪く、電話番号一つ入力するにもかなり難儀するであろう事は、容易に想像がつきます。
 所謂「電卓付き腕時計」と言う小さなテンキーが付いた電卓機能付き腕時計が1980年代から存在しているのに、今でも殆どと言ってもいいほど普及していない事からも、操作する部分が小さすぎる機器は嫌われる傾向にあると思います。
 私自身はアップルウォッチに何の興味もなく、また将来性も全くないと思っている事から、iPhoneアプリの開発に携わっている人間であるのにも関わらず何のアクションもとってません。
 せめて一回の充電で1ヶ月程度は時計として機能するようなものならば、所謂「ガジェットマニア」以外の人にも興味を持ってもらえるかもしれませんが、肝心要の時計としての機能が100均で売ってるような中国製の腕時計と同じレベル(※アップルウォッチは殆ど毎日充電が必要なので、見方によっては中国製の腕時計以下とも言える)なのに定価27,800円もするような代物では、普通の人は興味を示さないと思います。
 何十万円もするようなメガ時計(※高級腕時計の事)をこよなく愛する腕時計好きな人にとっても、アップルウォッチは色物以外の何物でもなく、アップル社がどう言うユーザー層をターゲットにしてアップルウォッチを開発して販売戦略を立てているのか、端から見てるとかなり不明な部分があります。
 
 
  
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 5月1日よりAppStoreから配信となりました、カラフルなサイコロが印象的なアクションパズルゲーム「ダイスポップ」。
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【忘備録】iTunes connectで大規模障害が発生中の模様 〜 iTunes connectの挙動がおかしいのは、決してあなたのMacがおかしいからではありません!

2017-06-22 10:40:26 | IT雑記

1277

  iPhone用ゲームアプリ(iOS6.0以上)

(担当S)

※この記事はいつもの記事とは異なり、iPhoneアプリ開発者への情報提供の為だけに書いてます。
※追記:さきほど(6月22日午後9時半頃)iTunes connectを確認したら、24時間以上続いていた大規模障害はどうやらやっと復旧したようです。

 ブログにSNSめいた事を書くのは余りやりたくないのですが、Appleの対応が非常にお粗末なのでココにも書きます。
 昨日未明(恐らく朝9時よりも早い時間)から発生しているiTunes connectの大規模な障害は、24時間経った現在も完全復旧には至っていません。
 私がこの障害に気がついたのは「マイApp」からアプリの概要を変更して保存しようとしたら、「変更内容の保存中にエラーが発生しました」と言うエラーメッセージが表示されて、保存を拒否られたからです。
 この保存を拒否られる障害はたった今(午前10頃)復旧したようですが、ツイッターなんかでも指摘されていた「売上とトレンド」が見れない障害に関しては、未だ復旧には至ってません…なんですが、実は「売上とトレンド」が見れる裏技を発見しました。
 普通、アプリ開発関係者の方がiTunes connectにアクセスする時はMacのSafariからアクセスしていると思いますが、SafariからではなくChromeからiTunes connectにアクセスすれば「売上とトレンド」を無事に見る事ができます。
 ちなみにWindowsのChromeからiTunes connectにアクセスしても、何事も無かったかのように「売上とトレンド」を見る事ができます。
 この話を聞いて「なんでChromeからは見れんのに、アップル純正のブラウザーでは見られへんねん!アップルは何をしてんねん!しっかりせぇよ!」って嘆きの言葉を叫びたくなるアプリ開発関係者の方もおられると思いますが、ここではとにかく「売上とトレンド」を見れる事が重要なので、頭にカチンときてもそれはグッと我慢しましょう。

 今回の障害はアップルの異常情報提供サイトである「Sysytem Status」でも異常が発生している事が全く表示されていないので、アップル社がこの障害を把握していない可能性が非常に濃厚です(把握しているかもしれないが、だったら「Sysytem Status」でユーザーに向けて異常情報を流せって話になる)。
 もし本当にそうだったら「ホンマにこの会社は大丈夫か?」って心の底から罵りたくなります(怒)。
 

 
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 指一本で遊べるとても簡単な操作性ながら、ぷよぷよの様な「連鎖反応消し」等のテクニックも使えます。
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