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iPhone用ゲームアプリ(iOS6.0以上)
(担当S)
インフルエンザが冬の風物詩と言うとチョット語弊がありますが、寒い冬に流行りやすい病気であるのは確かです。
しかし適切な予防策を講じれば、感染リスクはグンと下がります。
そこで今回はインフルエンザの予防策について、主に室内での予防に主眼において書いていきます。
(1)インフルエンザは空気が乾燥すると流行しやすくなる?
上の表は、インフルエンザの感染のし易さと湿度の関係をあらわした表です。
この表で見ると、空気が乾くとインフルエンザに感染し易くなるのが良く分かります。
冬にインフルエンザが流行るのは、空気が乾燥してしまうからです。
インフルエンザの予防には、上の表に従うと、どうやら"絶対湿度"が最低でも11g/m3は必要になるのが分かります。
"絶対湿度"が17g/m3なら、インフルエンザのウィルスはほぼ死滅しますが、そこまで室内の湿度を上げてしまうと、今度はカビの発生を気にしなければいけなくなるので、インフルエンザを予防するには"絶対湿度"11g/m3が現実的なラインだといえるでしょう。
(2)インフルエンザ予防の為に自分の住んでいる部屋の湿度を知ろう!
上の写真は湿度を測る道具の一つである乾湿計です。Amazonなんかだと1,500円くらいで手に入ります。
乾湿計は直感的に湿度が分からないと言う欠点がありますが、このブログとしては、湿度を測る道具として乾湿計をイチオシします。
なぜなら、湿度を針と目盛りで示す一般的な湿度計は、誤差がかなり大きいからです。しかし乾湿計は値段が安い割には比較的、正確に湿度が測れます。
それとインフルエンザの流行と関係しているのは、普通の湿度ではなくて"絶対湿度"なので、乾湿計を使わないと、この"絶対湿度"は計測できません。
※乾湿計について更に詳しい事を知りたい人はココをタップ(クリック)して下さい。
(3)でも、乾湿計で正確な湿度を測るのには、ひと工夫が必要
「市販の安い乾湿計だと湿度が正確に測れない」と言う人が結構いるみたいですが、実はホンのちょっとだけ工夫をするだけで、安い乾湿計でも正確に湿度を測れるようになります。
その工夫とは、上の写真のように、乾湿計に風を当ててやるのです。
風速5メートル/秒以上の風を当ててやれば正確に湿度を測れるようになりますが、ぶっちゃけウチワなどであおいでもOKです。
夏が終わってからずっと御用済みのウチワを、ここで有効活用させましょう。
しかし、乾湿計に風を当ててしまうと、乾湿計本体に付属している計算表では、正確な湿度を算出する事が出来なくなります。何故なら付属している計算表は、無風状態で計測を行った時の大まかな湿度を算出する為のモノだからです。
ここでやっとiPhoneの登場です。
今日ではiPhoneのAppStoreなどに、こう言う湿度の測り方をしてもチャンと計算してくれる便利なアプリが公開されているので、それを活用しましょう。
(4)では、実際にiPhoneアプリを使って、実際に"絶対湿度"を計算してみよう!
まずコチラからアプリをダウンロードして下さい。
乾湿計で測った2種類の温度から、湿度やその他の指標を計算する為の専用のアプリです。
ダウンロードが終わったらアプリを立ち上げた状態で(3)で紹介した方法を用いて、乾湿計で室内の湿度を測ります。
3分~5分は乾湿計をウチワであおいで、乾湿計の2種類の温度計が指し示す温度が安定したら、素早く温度を読み取ります(※3分~5分もあおがなくても、短時間で温度計が指し示す温度が安定したら、そこでウチワであおぐのを止めても結構です)。
どうやってアプリを使って"絶対湿度"を計算するのかを、これから解説しますが、説明を簡単にする為に、とりあえず下記の計測結果だと仮定して話を進めていきます。
「乾球温度」(※普通の温度の事。"DRY"と英語で表記される事もアリ)・・・・・・・・・・・ 26℃
「湿球温度」(※ガーゼが巻かれている温度計の温度。"WET"と英語で表記される事もアリ)・・14℃
まずは、上の写真に指示されている所をタッチします。
ピッカービューが表示されますので、ホイールを回して「乾球温度」の26℃を入力します。
そして入力後に「完了」をタッチします。
お次は「湿球温度」の入力です。
「乾球温度」を入力した時と同じように、上の写真に指示されている所をタッチします。
またしてもピッカービューが表示されますので、ホイールを回して「湿球温度」の14℃を入力します。
そして入力後に「完了」をタッチします。
上の写真の赤い円で囲っている所に、"絶対湿度"の数値が表示されます。
これで見ると、現在の室内の"絶対湿度"は5.75g/m3のようです。
インフルエンザの感染を防ぐには、最低でも11g/m3以上の"絶対湿度"が必要なので、加湿器などを使って室内の"絶対湿度"を上げる必要があります。
※このアプリには気圧の入力項などがありますが、そこをいじる必要はありません。
(5)まとめ
少々手間ですが、上記で説明した方法を使って1日に何回か室内の"絶対湿度"を確認し、"絶対湿度"が11g/m3を下回らない様にすれば、インフルエンザの感染リスクを大幅に下げる事が出来ます。
加湿器を使う場合には、加湿しすぎて室内にカビを発生させない様に注意して下さい。
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ゲームのジャンル的には落ちものゲーム(いわゆる、落ちげー)になります。
他の落ちものゲームと同様、ルールは単純ですが意外にハマります。
興味のある方は下記のリンクからどうぞ。
[gooブログ]【冬の】インフルエンザをiPhoneアプリと乾湿計を使って撃退しよう!【風物詩!?】
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