施餓鬼

盆の時期です。和尚さんが檀家を一軒ずつ
回るのを略して公民館に皆が集まり供養し
ます。お布施は皆で一万円。お互いの時間
とお布施の節約、こちらではこの方法です。

　　　『セピア色から透明になる記憶』

(2016年8月・川柳マガジン・課題「空白」・佐藤美文選・佳作)

　　　　　本日の歩数16,479歩

夕立

山沿いの所によっては俄雨が降る
でしょうという天気予報が多くなって
きました。夏の雨には虹も付きもの
です。熱波が少し和らぎます。

　　　「山沿いであったと気づく俄雨」
　　　「風鈴が窓を閉めよと俄雨」
　　　「にわか雨　物干しざおが姦しい」
　　　「プールの子気づかないまま俄雨」
　　　

　　　　　本日の歩数13,747歩

熱しやすく冷めやすい

ひと頃は年に二十社ほど応募していた
誌上句会も、ぱったり意欲がなくなった。
そんな中、田舎の句会に入ったのは良
かったと思う。飽きずに続けなくては…。

　　　「登り坂すこし休めば出る元気」
　　　「源流の水は冷たい苺の葉」
　　　「下界での喧騒忘れ森しずか」
　　　「犬と来て犬の目線で見る世界」

　　　　　本日の歩数13,247歩

【ビフォ―】

【アフター】

【再び漬け込み】

畳上げ

かなり以前にはこの時期“畳上げ”という
習慣がありました。畳を上げて太陽に晒し
家に風を入れ、ばい菌や害虫を駆除する
作業です。今は洋風化が進み見かけない。

　　　「親父にも威厳があった畳上げ」
　　　「畳の目一つ一つにある昭和」
　　　「移ろいの時代記憶が風化する」
　　　「お日様も風も味方にして生きる」

　　　　　本日の歩数15,355歩

w h y ？

投句している柳誌が届くのは待ちどう
しいものです。今月も予定通り川柳マ
ガジン届きました。開けてびっくり玉手
箱、先月と全く同じ７月号です。なんで?

　　　『脳味噌の皺が段々顔へ来る』

(2016年7月・豊前境吟社・課題「段々」・橋倉久美子選・入選)

　　　　　本日の歩数18,270歩


　　　　　　　　　　　(なんでこうなるの！)