Journey of Shims (JOS Trip Tips)

ある自然科学者の旅ノート

アメリカンvsヨーロピアンスタイル

2009年12月07日 22時41分52秒 | 海外一般
アメリカンvsヨーロピアンスタイル
の違い。は、とても理解が難しい。

<ヨーロピアンスタイル>
・奉仕的、ボランティアが基本。
・何らかの報酬をもらうために行動をしない。
・したがって、基本ノーチップ。 



<アメリカンスタイル>
・打算的、無料奉仕は前面には出にくい。
・何らかの報酬をもらうために行動をする。
・したがって、基本チップが必須。

もちろんボランティア,寄付なども清きものとして尊重されている。



さて、日本、今の学生さん、ボランティアではまず動かない。
こちらもまずはバイト代と考える。そういう風に生きてきた。

でも、昭和の頃、奉仕の精神は結構あった。

そういえば、以前、某国際会議の陰の参謀を行ったことがあった。
全会議、VIPの会議・接待・運営と最後の反省会まで、段取り全てを取りまとめた。
なので、細かいことも覚えている。

この会議には1500名の参加者があったが、
外国の奥様向けに、お茶やお食事、種々の体験ツアーを企画した。
そのための、通訳ボランティアを紹介された。が、
驚いたことに、1日****円とのこと。

多少の謝礼は準備していたが、
相場よりは安いからボランティアと言っているのであろう。

奥様プログラムで一緒に遊びながら・食事しながら通訳するのに、
終日みっちり頑張った学生さんの1日当たりのバイト代以上を支払った。

ボランティアという言葉を汚された気がした。
1998年秋のこと今でも忘れない。それぐらい日本ではおかしなことになっている。

でも、たまにヨーロッパにいって、チップを気にしないですむときは、
とてもホッとする。

実はヨーロピアンスタイルは懐が大きい。
と、最近分かってきた。


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