346
「ハリー先生、この病院も感染の患者さんを受け入れる事になりました」
「そうなんだ。じゃあ、死亡率は下がるねぇ」
「あら、嬉しい事をおっしゃって下さいますね。励みになりますわ」
「だって、ボクの手術の出番が少なくなるだろうから」
347
「スミスさん、感染の患者さんと同じ病室にしてくれって駄々をこねているわ」
「でも、スミスさんの奥さんは、絶対にしないでって頼んでたわよ」
「あら、なんだかんだ言っても、スミスさんの事を心配しているのね。優しいじゃない?」
「いえ、そう簡単に逝ってもらいたくないだけよ」
348
「ねえ、看護師のお姉さん、新しい病気が心配でどきどきしちゃうわね」
「大人になると、新しい体位が嬉しくてどきどきするものなのよ、メイベルちゃん……」
349
「あなた、感染の患者さんたちの担当になったようね。まあ、あなたの顔を見ればウイルスも逃げ出すでしょうから、適任ね!」
「それを言うなら、あなたの方が適任よ。あなたの顔を見たら、ウイルスもびっくりして死滅するだろうから!」
350
「アリス先生、この病院も感染の患者さんを受け入れる事になりました」
「そうなの? じゃあ、わたしも協力しなくちゃね」
「いえ、結構です。これ以上病院の死亡率を上げられては困りますから……」
「ハリー先生、この病院も感染の患者さんを受け入れる事になりました」
「そうなんだ。じゃあ、死亡率は下がるねぇ」
「あら、嬉しい事をおっしゃって下さいますね。励みになりますわ」
「だって、ボクの手術の出番が少なくなるだろうから」
347
「スミスさん、感染の患者さんと同じ病室にしてくれって駄々をこねているわ」
「でも、スミスさんの奥さんは、絶対にしないでって頼んでたわよ」
「あら、なんだかんだ言っても、スミスさんの事を心配しているのね。優しいじゃない?」
「いえ、そう簡単に逝ってもらいたくないだけよ」
348
「ねえ、看護師のお姉さん、新しい病気が心配でどきどきしちゃうわね」
「大人になると、新しい体位が嬉しくてどきどきするものなのよ、メイベルちゃん……」
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「あなた、感染の患者さんたちの担当になったようね。まあ、あなたの顔を見ればウイルスも逃げ出すでしょうから、適任ね!」
「それを言うなら、あなたの方が適任よ。あなたの顔を見たら、ウイルスもびっくりして死滅するだろうから!」
350
「アリス先生、この病院も感染の患者さんを受け入れる事になりました」
「そうなの? じゃあ、わたしも協力しなくちゃね」
「いえ、結構です。これ以上病院の死亡率を上げられては困りますから……」
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