木・金曜は八軒自然科学クラブの話です。今回は、昨日(R5.9.7)の続きを書きます。
八軒自然科学クラブでは、通常の活動の昼食は自由でしたが、ある時期から、インスタントラーメンを作って食べる事をオススメする様になりました。最初は缶入りの固形燃料で始める子が多いのですが、秋頃には携帯ガスコンロに全員が移行していました。
携帯ガスコンロの強みは、何と言っても「調理時間が短い」事でしょう。固形燃料の炎はゆらゆらしていてステキですが、一気に加熱するだけの熱量はありません。その点、携帯ガスコンロは青い炎が同じ状態で燃え続け、かなりの高い熱量で加熱し続けてくれます。インスタントラーメンなら、10分間もあれば調理完了でしょう。
また、スイッチを入れれば自動着火するのも、マッチの扱いが苦手な子供たちにとっては有り難い点です。理科の実験などを行えば分かりますが、最近の子供たちはマッチで着火する事が苦手です。どうも、恐いらしいのです。
そして、携帯ガスコンロは「格好いい」のも強みです。五徳部分と携帯ガスを合体させるのも、スイッチを入れて着火させるのも、10分くらいで一気に調理可能なのも、中二病っぽい格好良さがあります。
そんな訳で、八軒自然科学クラブでは、携帯ガスコンロを購入して持ってくる子が増えていきました。5月の春香山登山の段階で既に購入している子もいて、気合いの入り方が凄いなぁ…と感じた事もあります。
ただ、誤解の無いように書いておきますが、固形燃料には固形燃料の強みがあります。まず、コストがかなり安いですし、気温の影響をほとんど受けません。携帯ガスコンロは冬場に火力が下がったり、着火しなくなったりしますが、相当な大吹雪でない限り、固形燃料が着火しないという事はありません。だから私は、冬場ですと固形燃料を持って行く事が多かったです。
…と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。